神国日本のトンデモ決戦生活 (ちくま文庫)

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  • 筑摩書房 (2014年2月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431318

神国日本のトンデモ決戦生活 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

  • 特にインパクトの強い大日本帝国戦時下のプロバガンダ集。タイトルからしてそれを揶揄する内容だが、取捨選択された史料の中身自体が(現代のセンスからして)充分可笑しいので、殊更に笑わせるよう書き方にせずとも良かった。とはいえ煽動・強制に尽くすメディアの文句からは、時代の空気が伝わってき、我々にはもはやブラックを通り越してジョークの世界に感じられる。当時はこんなものでも自然に受け入れられてたのか、あるいは心中では嫌悪されてたのか、それを語る世代がもうすぐいなくなることは重い意味を持つだろう。また上から人々の生活慣習や考え方を一々指導干渉する鬱陶しさや、それに従順に従う国民性などは、方向が変わっただけで戦後も引き継がれた面があり、今も古い体質の会社や学校、官庁に息づいてなくはない。それらを含めて、現在の我々も後世から笑われる要素をリアルタイムで演じ続けているかもしれず、その点自戒を込めて読まねばならない一冊ではある。

  • タイトルや文章におふざけの気配を漂わせているけど、内容はガチ。こういう歴史を知ることは本当に大切だと思う。

  • 単行本刊行時に一度読んでいたので、再読。

  • 戦時中の雑誌や書籍で繰り広げられた言説をトンデモ本的に茶化しながら紹介している。これらが当時どのくらい真剣に信じられていたのかはともかくとして、このようなものが出回っていた事実が興味深い。

  • 読後感はあまりよろしくない。

  • 現在の尺度でもって当時の状況を非難したり嗤ったりするというのは、ちょっと違うのではないだろうか。
    当時の出版物等、史料的価値がありそうなものを多数取り上げながら、肝心の史料批判をしていないので、それぞれの重要度合いや影響度合いが読者にはわからない。
    書籍のタイトルにもあるように、「と学会」的アプローチをしているのだが、これはちょっともったいないと思うのだ。いつか来た道をまた行かないようにするためにも、歴史学的アプローチをして欲しかった。

  • 単行本で既読。

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