日々の整体 決定版 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480435415

作品紹介・あらすじ

朝・昼・晩、自分でできる片山整体の決定版。呼吸と簡単なメソッドで、ストレスや疲労から心身を開放する。イラスト満載。解説 小川美潮

感想・レビュー・書評

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  • 一月末から、二年間悩まされたまたまた腰痛が悪化。散歩に出ても、30分しか持たず帰って来る有様。シートベルトも取るのにも痛みを感じるようになったので思い切って、初めて接骨院へ通うことに。

    ポキポキと骨を鳴らすとかと思いきや、背骨と頭の位置を定めながらベットの上では足だけをやさしく撫でるだけの治療。

    それと、根本的に体質改善しなければ、またまた症状がでてくる可能性があるので、まずは一日に水2リットル飲むこと、お茶とか珈琲を飲んだらその分水を更に足すこと。そして、甘いものが好きそうですがそれも控えること。
    そして、日常締めているコルセットはと聞くと、一切しないでください。
    適度な運動をしないと、筋肉が凝り固まってしまうと。

    そんなことでと思いながらも、少し楽になったような気で接骨員を出る。寝る時も痛くない自由な寝方で良いとのことで、寝返りしながら寝てみると、朝はいくぶんましになって起き上がれる。

    今月末の予約で三回目。たった20分の治療で6050円は痛いが、半年ぐらいは気長に通ってみようと・・・。

    そうそう、この本、月初に心斎橋のMUJIの本売り場で見つけた本。
    まあ、同じように骨盤、頭蓋骨、呼吸、ほぐして緩めると推奨。
    焦らず、ストレッチ、整体法、習得したいですな。

  • 整体の目的は「深い呼吸」を導くこと

    【感想】
     整体に通い始めた。通った直後はとても楽になるものの、通い続けられるお値段ではない。少しでも自分で、「整体が何をやっているのか」どうすれば、日ごろからより身体を労わることができるのか、学ぶため、読了。
     率直な感想としては、整体についてはいまいちよく分からなかった。整体とか、東洋医学の系譜の本には多いのだが、書かれていることにエビデンスやロジックがあまり示されないので、読んでいてもいまいち「ふーん。うん?」となることが多い。そして、その世界の人気ワード「気」が登場する。この「気」というのがまったく分からない。「気」は「気」であるという。おそらくは、血液とかリンパ等、体液のことを指しているのだとは思うが。
     ただ読んで分かったのが、整体の目的は身体の凝り固まりや歪みをほぐし、リラックスした状態に導くというコト。都市型のライフスタイルで、おかしな方向にゆがんだり、緊張すぎている筋肉および骨盤をほぐしていき、あるべき姿に戻すことが、整体の目的であると思う。本書では、深い呼吸をする状態こそが、緊張がほぐれ、リラックスしていると指摘。ストレッチの方法がいろいろと載っているので、習慣化できる部分はしていきたい所。

  • アタマの活動だけで生きていてはいけない、という気分になった。カラダのシグナルに耳をすませ、注意深く、かつ闊達に生きよう。

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著者プロフィール

1950年川崎市生まれ。東京大学教養学部中退。現在、身がまま整体 気響会主宰*。20歳台半ば、自身の腰痛をきっかけに〈整体〉に出会う。その後「野口整体」の思想に触発されながら独自の整体法の技術を作り上げ、「身も心もチョット楽になる方法」を提言している。著書に『整体からみる気と身体』『自分にやさしくする整体』(ちくま文庫)、『整体 楽になる技術』(ちくま新書)、『女と骨盤』(文藝春秋)などがある。
*「身がまま整体 気響会」の電話番号は非公開ですが、講座などの情報はTwitterの「身がまま整体 気響会 @migamama_bot」にてネット閲覧できます。

「2018年 『日々の整体 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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