カルト資本主義 増補版 (ちくま文庫 さ-24-8)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 118
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480435781

作品紹介・あらすじ

「超能力」「永久機関」、オカルトに投資する企業。この深層現象を徹底取材したノンフィクションの傑作。2章分を書きおろし増補。解説 武田砂鉄

感想・レビュー・書評

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  • ソニーの超能力研究、永久機関、京セラ、EM、船井総研、ヤマギシ、アムウェイ… ニューエイジ思想を基にしたカルトが日本の会社主義社会の中で人を操る手段として用いられているというノンフィクション。
    カイシャですすめられた(バカにしながら読んだ)ビジネス書の宗教くささを思い出しながら読んだ。

  • この人のカルトの定義が自分の都合のいいように解釈している点が鼻についた

    しかし稲盛塾の裏側や船井総研の話など声高には言えない、聞けない話ばかりで面白かった

    どれも根本にはニューエイジ思想の潮流から派生したビジネス
    ニューエイジとは、現代世界を動かす西洋近代文明の根本的転換を目指そうとする思想運動のこと

  • やってる人にとってはそれが真実だしすべてのカルトが無くなれば良いのかというとそれは違う気がする。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学修士(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者を経てフリーに。さまざまな社会問題をテーマに精力的な執筆活動を行っている。『「東京電力」研究 排除の系譜』(角川文庫)で第三回いける本大賞受賞。著書に『日本が壊れていく』(ちくま新書)、『「心」と「国策」の内幕』(ちくま文庫)、『機会不平等』(岩波現代文庫)、『『あしたのジョー』と梶原一騎の奇跡』(朝日文庫)など多数。

「2019年 『カルト資本主義 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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