新版 一生モノの勉強法 ―理系的「知的生産戦略」のすべて (ちくま文庫)
- 筑摩書房 (2020年4月10日発売)
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感想 : 29件
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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480436467
感想・レビュー・書評
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勉強は「場当たり的」にするのではなく、戦略のもとにするものでなければならない。大人の勉強は「人から認められること」を念頭におく必要がある、という著者の主張に納得させられた。今まで自己満足のために勉強していたが、確かに社会人として周囲に認められなければ勉強の意味はないに等しいなと感じた。
まずは、自分の得意分野と不得意分野を明らかにし、投資価値のある分野の勉強に挑戦してみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
p.2020/4/30
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大変面白かった。
賢いパイセンの勉強法をあれこれ垣間見るだけでも、「ほへーかしこさんはそんなおべんきょしてはるんやなー偉いもんやなーおもろいなー」みたいな下世話な好奇心が満たされる。
紹介される勉強法の大半は、世の中の出来事に広くアンテナを張り自らの教養を高めてゆくためのもので、広告屋さんやマスメディアみたいなクリエイティブなお仕事の人にフィットすると思う。自分のようなお堅い勤めにはそこまで向かない。とはいえ漫然と読んでいるだけでも面白いからそういうのはぜんぜん気にならない。
入門書の使い方や試験勉強の話になると、自分の実践してきた勉強法と著者の提案するそれが「おんなしやないか!」となる現象が頻発しまくったので、自分は正しい勉強をできているみたい。まあ俺もそれなりに苦労してきたからね。