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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480436511
作品紹介・あらすじ
個性の凄い師匠の下での爆笑修業話から始まりネタを含めた物事の記憶法、忘れない方法を面白く説く。意外な視点から実生活にも役立つヒントが満載。
感想・レビュー・書評
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落語をやりだしたので、なにか参考になることがあるのではないかと、初心に戻ってと思い読み返す。手元にはなかったのですが、読み進めるとやはり読んだ気がする。
気になったとこと言えば、“八人芸”はダメだと。八人芸とは登場人物を描き分ける時、必要以上に声色を変えること。女や子供の声を高く張り、大家や隠居の声を喉を絞って低くするというようなことで、当人は人物になりきっているつもりでも、それは表面的ななりきり方で、目さわりで耳ざわりでうるさい、と。
それと、年を重ねると技術と実年齢が伴い、ご隠居さんや大家さんが上手に演じることができると、両者が見事にかみ合い、不自然さが消えると、これを“体ができてくる”と落語界ではいうらしい。これはこの老人にはもってこい、でも逆に丁稚や若造に不自然さがでるのではないかと心配されますな。
ケイコをすることを東京の落語家さんは“ネタをさらう”と言い、関西の落語家さんでは“ネタクリ”と言う。やはり、ネタを繰り返す“ネタクリ”やはり大事ですな、100回すればなんとか腹に入るようですが、こわいですがやはり人前でやるのが一番ですな。
なかなか覚えられないが、いったん覚えると忘れないもの、不器用でも積み重ねることにより、ある水準には達することができると、信じて“ネタクリ”を今日も行います。
記憶術、記憶のコツは、「集中して反復」せよとのこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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