狂言サイボーグ 増補新版 (ちくま文庫 の-17-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480439017

作品紹介・あらすじ

七百年の歴史を背負う狂言師の身体はどのようにつくられたのか。狂言を生きることを率直に語り、伝統芸能の本質に迫った原点の書。解説 河合祥一郎

感想・レビュー・書評

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  • 単行本は2001年、十年前に文春文庫に入ったものが、ちくまに引っ越しして増補新版(2012年の対談、2018年のエッセイ、コロナ禍に世田谷パブリックシアターのHPに載ったあいさつ、そして増補新版文庫あとがきが加わった)として復刊(ちくま文庫ありがとう)。
    表紙をはじめ写真がとにかく若い。この本が出た頃生まれた子息も同じ狂言サイボーグの道を歩み始め、萬斎さんがここに収められた文章を書いたのと同年代なのだから驚く。

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著者プロフィール

野村萬斎(のむら・まんさい):1966年東京生まれ。狂言師。祖父、故六世野村万蔵および父、野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。東京藝術大学音楽学部卒業。三歳で初舞台後、国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する。また、現代劇や映画、テレビドラマなど多数の作品に主演、古典の手法を駆使した作品の演出も多数手がける。1994年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭優秀賞、紀伊國屋演劇賞など受賞多数。2002年から22年まで世田谷パブリックシアター芸術監督。現在、東京藝術大学客員教授、石川県立音楽堂邦楽監督、全国公立文化施設協会会長。主な著書に、『萬斎でござる』(朝日文庫)がある。

「2023年 『狂言サイボーグ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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