本がなければ、生存を続けていられなかった・・・・・・。昭和を代表する文芸批評家の若き日の不遇を支え、同時に血肉にもなったその読書歴
江藤 淳(えとう・じゅん):文芸評論家。昭和7年12月‐平成11年7月。昭和31年、「夏目漱石」で評論家デビュー。32年、慶應大学文学部卒。37年、ロックフェラー財団研究員と してプリンストン大学留学。東工大教授、慶大教授などを歴任した。新潮社文学賞、菊池寛賞、日本芸術院賞、野間文芸賞など受賞多数。 「2024年 『なつかしい本の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」