- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480683397
作品紹介・あらすじ
歴史を学ぶことは昔の出来事を暗記することじゃない! 幕末史の第一人者が意外な史実満載で送る、とっておき歴史の楽しみ方。
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
210-I
閲覧新書 -
中高生向け。私自身は社会が得意なこどもで、歴史も好きだったけど嫌いな子にはとっかかりにはなるのかなぁ。
-
歴史に纏わる小説を遠ざける傾向を感じる事から今一度歴史に興味を抱くことを目的に読む。
歴史に関する考え方を丁寧に、強く主張せず読者の判断に任せる姿勢。だが説得力があるので鵜呑みにしてしまうが。
司馬遼太郎のことを歴史家の観点から否定する立場を取らざるを得ないだろうが、多少創作や誤認があってもその作品群に親しむ事で作者の目的に合致すると解釈する。
やはり若いうちに読書を沢山しておくべきだったと猛省。退屈凌ぎの読書に留まらないよう、読書にの質を少しでもあげていきたい。 -
東2法経図・6F開架:210.01A/I21r//K
-
歴史を知る楽しみについてはほぼ一般論なのでは?目新しいことはなかった。著者の話が多すぎる。最後の方読書の話だし。具体例の方が面白かった。戦国期以降の国主が高野山に遺骨や位牌を送るのは、土地が侵略された時にそれらがひどい目に遭う可能性があるから、とか。
-
史学への案内書といったところかな。時代小説との違いを丁寧に説明する。史料による裏付けがない限り何も言えないのが学問としての史学だけど、とはいえ学者も史料の隙間は推察して判断を下しているわけで。
そうなると説得力のある文章を書ける時代小説作家の方が影響力を持っちゃうよね。 -
歴史はあまり得意じゃなかった(興味が湧かなかった)な、と思い出し何となく買い。
中高で習う日本史世界史は、あくまでその面白さの上澄みでしかなく、またそれによって面白さだけでなく教訓(本来の、歴史を学ぶ意味としの)も失わせてしまってるよね、という感じの内容。
歳取ってきた人が歴史学に触るきっかけにするのも良いし、学生が軽く目を通して、歴史に面白みを感じるきっかけになることを期待するのも良い。