はじめての三国志 (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480683625

作品紹介・あらすじ

劉備、孔明率いる蜀が中心に語られる三国志。しかし、時代に多大な影響を与えたのは、彼らではなく曹操だ。彼を中心に読みとけば、新たな歴史の一面が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 222-W
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  • 曹操の視点で三国志とその周辺を見ていく内容。
    三国志の内容を隅々は覚えていないので、
    また、中国の人の名前が覚えられないのとで
    ちょっと入ってこないところがありました。
    でも三国志の内容で朧気ながら知っていることについて
    曹操からの視点での解説は新鮮な部分もありました。

  • 曹操は、『三国志』に登場する中で最も興味深い人物である。日本では諸葛亮が好まれるようであるが、実に先見性を持って時代を動かしたのは曹操なのである。その人物に特化してその事績を追ったのが本書である、と思って手に取って読み進めた。途中で、ふと題名を見ると、「はじめての三国志」となっているではないか。えー!初級者用の本?と驚き、あとがきを見ると「本書は、「三国志」に興味を持った中学生・高校生のために書きました」と書かれているではないか。さらに本書を読み進めたが、どうして、どうして、この本の内容は、初心者向けでも、中高生向けでも無く、かなり高度なものを含んでいる。評者は著者の講義を何度か聴いているが、それでようやく理解できる程度と言える。一般の人達の読書に十分耐えるものであろう。この本により、中高生が興味を持って、更に三国志にハマってくれれば、なおのこと悦ばしいことだ。

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著者プロフィール

早稲田大学教授

「2018年 『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2019年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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