ランキングマップ世界地理 ――統計を地図にしてみよう (ちくまプリマー新書 436)
- 筑摩書房 (2023年9月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480684608
作品紹介・あらすじ
人口はまだ増える? 自然環境は大丈夫? ランキングと地図で可視化すると、これまでと違った世界がみえてくる。トリビアな話題から深刻な問題まで総ざらい。
===
以下の問題、どのくらい答えられますか?(答えは本の中に)
Q:太陽光発電の発電量、第1位の国は?
1 中国 2 アメリカ 3 オーストラリア
Q:一人当たり交通事故の発生件数が多い国は?
1 トリニダード・トバゴ 2 日本 3 モンテネグロ
Q:卵1パックの値段が一番高い国は?
1 スイス 2 韓国 3 エジプト
Q:2番目に人口が多い大都市圏は?
1 ニューヨーク 2 ムンバイ 3 大阪
Q:植林義務によって緑が増えている国は?
1 中国 2 ロシア 3 インド
Q:歴代最高気温を記録した国は?
1 サウジアラビア 2 アメリカ 3 パキスタン
Q:大豆の生産量、第1位の国は?
1 ブラジル 2 カナダ 3 ロシア
===
感想・レビュー・書評
-
持ち家率。ルーマニア96%、リトアニア92%、ハンガリー91%・・・、デンマーク51%、オーストリア48%、ドイツ44%、スイス37%。
公営住宅の割合。オランダ36%、オーストリア24%、デンマーク21%、英17%、仏14%・・・、米4%、独3%。
地震推定死者数。唐山地震(24万, 1976)、スマトラ沖(23万, 2004)、四川(9万, 2008)、パキスタン地震(8万, 2005)。
平均労働時間が長い。UAE・ガンビア・コンゴ・カタール・インド・ヨルダン・バングラ・モンゴル・パキスタン・レバノン・エジプト。
もっとも森林面積が減った国。ブラジル
合成特殊出生率が低い国。韓国・プエルトリコ・シンガポール・マカオ・マルタ・スペイン・イタリア・ウクライナ。
原油生産高が多い。米・露・サウジ・カナダ・イラク・中・UAE・ブラジル・イラン・クウェート。
天然ガスの産出量が多い。米・露・イラン・中・カタール・カナダ・豪・サウジ・ノルウェー・アルジェリア。
カスピ海(世界最大の湖)。二番目は北アメリカ五大湖のスペリオル湖。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どの分野でもほんま中国が存在感強めとるな。パキスタンとバングラデシュがもともと1つのなのはしってたけど、分離独立のきっかけ葉サイクロンの被害とそれに関する政府への不信感やってんな。
-
エコノミスト20241219掲載
-
あまり見ることが多くないデータもあり楽しい。1990年と2019年のデータの比較が多数あり、貿易等大きく変化している世界がわかる。この数十年での変化がとても大きいので、大人は知識を更新するため継続的に地理を学び直した方が良い。話題が細切れなので、事前に各話題について予備知識というか興味関心を持ってから読まないと内容が入ってこないと思う。プリマー新書だが、中高生が楽しむなら地理好きである必要がありそう。
-
【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/569221 -
身近にある「農産物」「工業製品」などの統計や背景などが様々記述されている。高校生以上なら最初に読むならこの本でもいい。
-
290-I
閲覧新書