数学の苦手が好きに変わるとき (ちくまプリマー新書 446)

著者 :
  • 筑摩書房
3.60
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480684707

作品紹介・あらすじ

数学が苦手な人は多いけれど、本当は誰にでも、「楽しい!」と思える瞬間があるはず。全国で3万人に授業をしてきたプロが贈る、数学の面白さに気づく1冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本書は難しい計算式などもなく、せいぜいlogの問題が四則演算よりも難しいかなと言う具合です。

    あみだくじの結果を自在に操るという仕組みは、これで成り立つのかと思う部分もありました。あみだくじ自体を最近は行いませんし、ネットで自動的にできる仕組みもあるのですが、仕組みがわかるのは何だか嬉しいです。

    そう言えば数学を難しく感じたのはより抽象的に値を捉えるようになったあたりや、公式を覚えないと解けない問題のあたりでしょうか。
    仕組みを知ることや証明できることは大切だと思うし、相手を説得できることも論理的に伝えることも数学は何よりの武器ということでしょうか。
    筆者が日本全国を出前授業するのは頭が下がります。数学の今後を心配ですが、文系理系問わず必要な能力であることは確かでしょうか。

  • 数学が苦手な人に対しても引きのある事柄を例に、数学と日常生活の繋がりを教えてくれる1冊でした。
    難しい証明は読み飛ばしてもいいと忠告をしていて、数学の苦手な人への配慮がとても手厚くされており、読んでいてストレスが無かったです。
    自分自身数学が苦手ですが、とても楽しく読めました。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/571931

  • 【請求記号:410 ヨ】

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

芳沢 光雄(よしざわ・みつお):1953年東京都生まれ。東京理科大学理学部教授、桜美林大学リベラルアーツ学群教授などを歴任し、現在は桜美林大学名誉教授。理学博士。国家公務員採用I種試験専門委員(判断・数的推理分野)、日本数学会評議員、日本数学教育学会理事も歴任。著書に『新体系・大学数学入門の教科書』『新体系・高校数学の教科書』『新体系・中学数学の教科書』(各上下)(講談社ブルーバックス)『中学生から大人まで楽しめる 算数・数学間違い探し』(講談社+α新書)『AI時代に生きる数学力の鍛え方』(東洋経済新報社)など多数。

「2024年 『数学の苦手が好きに変わるとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芳沢光雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×