生命科学の冒険: 生殖・クローン・遺伝子・脳 (ちくまプリマー新書 73)
- 筑摩書房 (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480687746
作品紹介・あらすじ
最先端を追う「わくわく感」と同時に「ちょっと待てよ」の倫理問題も投げかける生命科学。日々刻々と進歩する各分野の基礎知識と論点をわかりやすく整理して紹介する。
感想・レビュー・書評
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生殖・クローン・遺伝子・脳についての知識と起こっている問題を紹介。
最先端の科学は進歩だけでは解決しない問題を提示し始めている。
・病気の子どもを移植手術で救うために、次の子どもの遺伝子型をあらかじめ選んで産むこと。それは産まれた子どもの存在意義を変えてしまわないのか。
・脳は薬や外部刺激によって変化することがわかっている。ならばどこまでが自由意志なのか。そして意識とはなにか。 -
勉強になりました。
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遺伝子診断や遺伝子操作、そしてクローン技術。技術は進化しているかもしれないが、それを受け入れる人間側が間に合っていない。
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109ページ
ヒトゲノム計画の倫理的・法的・社会的課題(Ehtical, Leagal and Social Implications)
◆Leagal→Legal -
請求記号:460ア
資料番号:020179123
装丁:クラフト・エヴィング商會 -
『生命科学の冒険――生殖・クローン・遺伝子・脳』(青野由利、2007年、ちくまプリマー新書)
現代の科学技術がもたらした生命科学の発展とそれがもたらす倫理的な問題が、記者らしくわかりやすい文章、かつ公平な視点で書かれている。
生命科学の現状を知るにはもってこいの本だと思う。
(2009年6月21日)
(2009年11月24日再読) -
生命倫理を考えることにちょっと疲れた。
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わかりやすいから初心者向け。