西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
4.09
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本棚登録 : 1475
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480688767

感想・レビュー・書評

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  • よくもなく、悪くもなく。入門としては良書なのではないか。ただ、美術史の学問的意義の定義には他の見解もあるので、これだけを読んでそのまま受け取ってもらわれたくない気も。

  • 美術史の専門家による西洋美術史の入門書とも言える一冊。主に絵画について。
    美術史の流れ、その技法と必要性など。

    サクッと読めて面白かったです。難しい用語もなく参考画像も多いです。
    美術品の需要についてはハッとさせられる箇所もありました。

  • 高階さんの本の感想から始まっていたので、期待が大きすぎたかも。パトロンや識字率への着目など、美術史ならではの記述はおもしろかったが、ある種の深みに触れることはなかったかも。しかし、巻末の参考文献はありがたい。また、おわりにの「保護されないと存続できないようでは、その文化の終焉は近い」はその通りだ。

  • 美術の歴史の話ばかりかと思いきや、どういう風に美術を鑑賞したらいいかとかあって、参考になった。
    絵を描く目的が時代ごとに異なっていて、背景とか考えるとより楽しめることが分かった

  • 評判の高い本だけあって、すんなりと西洋美術史をどう見るかという視点が理解できました。

  • スケッチ・スキルとディスクリプション・スキルを身に付ける重要性を認識した.絵画の見方を時代背景やその絵の書かれた理由など、興味ある内容が満載の好著だ.

  • 今まで絵画って上手さや芸術的な部分を感じるためのものだと思っていた。

    しかし、庶民の識字率が低かった時代には絵画がキリスト教の布教、教えに使われ、題材からその時代の富裕層の状況、考えを読み取ることが出来る。

    史料として見ることの面白さを教えてくれた。

  • “絵を見る”というキーワードをベースに絵画の概念、種類などが分かりやすく解説されている。美術館の絵画展に行くのが楽しみになる一冊。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784480688767

  • 聖ペテロ→鍵
    聖セバスティアヌス→矢

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著者プロフィール

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリアンルネサンスを中心とする西洋美術史、文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ―生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞、2007年に開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」では日本側の監修者となった。『錬金術の歴史』(創元社)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『西洋美術史入門』、『西洋美術史入門〈実践編〉』、『死と復活――「狂気の母」の図像から読むキリスト教』(筑摩書房)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(東京堂出版)など著書多数。


「2024年 『パリ 華の都の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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