はじめての植物学: 植物たちの生き残り戦略 (ちくまプリマー新書 193)

著者 :
  • 筑摩書房
3.53
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本棚登録 : 157
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480688958

作品紹介・あらすじ

身近な植物を観察してみよう。からだの基本的なつくりや営みを知るとその巧みな改造の実際が見えてくる。植物とは何かを考える。

感想・レビュー・書評

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  • 植物観察が日常になっています
    名前を覚えたい、というところから、植物の構造、生態系、もっと知りたいと思うようになったきたので、
    この本は本当に楽しいです
    わかりやすい
    ずっとそばに置いて、忘れたこと、分からないことがあったら読み続けたい本です

  • 植物の基本要素である花、葉、茎(幹)、根が、それぞれどのような役割を果たしているのか? また、海に誕生した生命が陸上に出現するにあたってどのようなハードルを超えなければならなかったのか? 超えたものも超えなかったものも、それぞれに今日に至るまで生息している。写真の質があまり良くなく、冗長な言い回しもあるが、基本を押さえるには良い入門書だろう。

  • 植物学の入門書。

    「ちくまプリマー新書らしい」というしかない一冊。情報量はそれほど詰め込んではいないのだけど、要所を押さえていて、その業界の全体感を掴むのにいい一冊。

    植物学に興味がある人向け、というよりは、「植物に関係のあるどこかで方向性を見失っている人」向けな一冊。

  • 植物に興味を持って初めて手に取った本が此方。正直読み進んでいても、単語がどこを示しているのか分からなかったりしたが、それでも植物に関してより興味を持った一冊なので、全くの知識ない人が読むうえでは良くないかもしれないが、ある程度知っているが、入門として読むうえでは良書だと思う。

  • 勉強になりました。

  • 植物学を勉強していない私にとっては、バイブル的書籍。

  • 著者の植物への敬意が伝わってくる。
    植物のデザインの必然や生き残り戦略のたくみさ、
    意外とわからないことだらけの研究途上感、
    いろいろひっくるめておもしろくよめて、
    植物ってほんとにすごいんだなぁと目を開かされた。
    植物は動物なんかいなくてもこまらないけれど、
    あらゆる動物は植物なしでは生きられないのだもの。

    いろいろ目新しい知識を得ることができたので
    最後まで飽きずに読めたけれど、
    もうちょっと展開を工夫するともっと読みやすくなったかも。

  • 3/31読了

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著者プロフィール

1943年東京生まれ。東京大学名誉教授、同総合研究博物館特招研究員。理学博士。主にヒマラヤの高山や世界各地の乾燥地帯をフィールドに植物の多様性、ならびに植物文化史の研究をする。著書に『バラの誕生 技術と文化の高貴なる結合』(中央公論新社、1997年)、『はじめての植物学 植物たちの生き残り戦略』(筑摩書房、2013年)、『牧野富太郎の植物愛』(朝日新聞出版、2023年)などがある。

「2024年 『牧野富太郎と植物研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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