介護のススメ!: 希望と創造の老人ケア入門 (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689740

感想・レビュー・書評

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  • 介護保険前夜までは、ここに書いてある内容でよかったと思う。恵まれた環境の職場もあるだろう。しかし、実際はブラック職場が多いと聞く。そこに当たった若者は、さっさと逃げた方がいい。もうひとつの側面についても触れていない。明るい面だけを書いでくださいというリクエストなのか。

  • 【金より命】

    著者の「生活リハビリ講座」を受講した。
    介護の現場で働く人が勇気付けられ、それぞれの心の中にある愛が活性化する「ライブ」だった。

    好きなミュージシャンの「アルバム」を買い、その中の好きな曲を「ライブ」で聞く…そんな感覚である。
    一緒になって歌い、たまに歌詞を間違っている私であった。

    介護職として働く人達がプライドを持つことができる考え方やストーリーが満載である。

    「想像力」と「創造力」を使って「面白がって」仕事出来る幸せが介護職にある。
    医療が「人体」を観ているのに対し、介護は「人生」を観ているのだ。人生の先輩の姿を見せて見せていただきながら、自分の老いた姿をどの様にしたいかを考えられる。
    高齢者から学ぶのは昔話だけではない、未来も学べるのだ。

    なにより「金より命」のために自分を約立てることができるのは幸せである。

    2019.9.22再読

    《はじめての三好春樹》

    iPhoneユーザーの私はApple musicがお気に入り。定額聴き放題なので、ちょっと気になると思ったらお試しができる。
    特に好きなのは「はじめての◯◯」というプレイリスト。そのアーティストの新旧の代表曲を集めたもので、「この曲知ってる!」となることも少なくない。

    この本は三好春樹氏の「はじめてリスト」と言えそうだ。
    何度聴いても色褪せず、心に響くエピソードが満載です。

    三好春樹氏の「人間学」に興味がある人には、まずこの本がオススメです。

  • 老人にとっての「時間軸・コンテクストの不在」の視点は大事。それはきっと、日本人であろうと非日本人であろうと犬であろうと隣人であろうと、わかり合えない「他者」とのすりあわせへのヒントとなるから。

  • 現場経験がないので分からないけど、介護業界への見方が変わりました。福祉の道に進みたいと思っている中でも消極的だった介護業界という選択、これからは前向きに考えてみたいです。

  • 介護も知識と技術が必要

  • 最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00530431

  • 「認知症老人の問題行動=問題介護によって生じた老人の行動だ」と。なるほど。

  • この業界では知らない人はいない実践の人である著者の新書。三好ワールド炸裂で、わかりやすい言葉で介護を語る。想像力と創造力という二つのソーゾーリョクがあってこそ、介護は楽しいとか、感動、健康、工夫という3Kの介護職場、など。ケアとキュアが混在する医療現場にも役立つエッセンスが溢れる一冊と思われた。

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著者プロフィール

1950年、広島県生まれ。特別養護老人ホームに生活指導員として勤務後、31歳で理学療法士の資格を取得。35歳で独立し「生活とリハビリ研究所」を設立。近年は、生活リハビリ講座を全国各地で主催する傍ら、年間100回以上の講演活動を行っている。一般社団法人「考える杖」代表理事。

「2023年 『関係障害論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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