ミシェル・フーコー講義集成〈5〉異常者たち (コレージュ・ド・フランス講義1974‐75)

  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480790453

作品紹介・あらすじ

犯罪者をめぐる精神医学と司法の連結への過程を検証し、近代西欧において"異常者"と呼ばれる一族の登場を可能にした"知"と"権力"を、精神鑑定およびセクシュアリティの告白についての歴史的分析から出発しつつ鮮やかに描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 異常者たち―コレージュ・ド・フランス講義1974‐1975年度
    (和書)2013年01月04日 22:32
    2002 筑摩書房 ミシェル フーコー, Michel Foucault, 慎改 康之


    かなり良かった。自分自身の思考に良い影響があり、少し吹っ切れるものを感じた。頑張ってみようと思う。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784480790453

  • 膨大な量の情報が詰め込まれているので、当然のことながら、一回通読しただけでは理解できない部分が多々あって、もう2、3回読みなおさないと・・・。
    特にキリスト教の《悔俊》と《告白》の箇所。
    子どもの自慰が様々な病因の原因とされ、それによって親達に恒常的に監視=管理されるようになることで、近代的な核家族が形成されるようになってきたという後半の話はとても面白かった。
    いずれにしても前年の『精神医学の権力』を含めて再読必須。

  • フーコーはいい人。

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著者プロフィール

ミシェル・フーコー(Michel Foucault):1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。主著に『精神疾患とパーソナリティ』『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』『性の歴史』がある。

「2023年 『ミシェル・フーコー講義集成 2 刑罰の理論と制度』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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