ミッキーかしまし

著者 :
  • 筑摩書房
3.81
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本棚登録 : 933
感想 : 155
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480814869

感想・レビュー・書評

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  • 西加奈子さんお初でした。
    テレビで拝見していて、面白い感性の方だなぁと思っていたけど、面白すぎる。
    色んな本読んでみたくなった。

  •  エジプトや大阪のその土地独特の強烈エピソードに加え、西さんの酒癖の悪さ、お友達のやっさんの面白さもすごく、パワフルなエッセイ。西さんとお酒飲みたい。

  • 最初の50ページぐらいはすごくおもしろくて、特に「標語たのし」「領収書ナウ」にはお腹が痛くなるほど笑った。しかし、その後どんどん失速した。

    自己満足で好きなものの話が延々と続いたり、自分の酔っ払った醜態が自慢気に語られたりして、読むに耐えないところが多く、飛ばし読み。

    出だしがよかっただけに、がっかり。

  • 自由だ。エッセイ、随筆とは「見聞きしたことや感じたことなどを自由な態度で書いた文章」と国語辞典で著者が調べたとおりに、自由な態度で書かれている。そもそも持ち前の視点が自由だから、そこで感じることもおもしろい。

  • 西さんのエッセイ。
    今までの経験がぶっ飛んでいます。
    ヤクザの親分が経営しているキャバクラで働いていたり、酔っぱらって相当迷惑なことをしていたり…
    お友達も変人のオンパレード。

    でも、こんな西さんだからこそ、色んな人を小説で描けるんだな、と思いました。

  • とにかくめっさおもしろい!!
    何度も予期せぬ爆笑にやられた
    この人天才だと、絶対いつか一緒に飲みたい!と思ってしまった

  • 2015.3.27

  • ミッキーたくましを先に読み、途中かしましもある!!!って知り読みました。
    今日、初めて動画で西加奈子さんの生声を聴き高めで柔らかい感じのめちゃくちゃ可愛らしい声をしてました。
    声の感じを勝手に妄想すると「かしまし」の感じの文章のほうがイメージにしっくりきます(笑)勝手な妄想ですが。。エピソードはたくましのほうが笑えてかしましのほうが文体好きです。2015/03/02読了

  • 西加奈子ではないが、、、最近某有名文学賞を受賞した彼女。2007年のエッセイ集、なんと挿絵も彼女。彼女のエネルギー溢れる文が大好きな私だがこのエッセイも、期待を裏切らず最初から最後まで、面白おかしく彼女らしい視点にも、喝采を送りたい。育った環境や出会った人々で人は大きく構成されるものだ!

  • 914.6

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著者プロフィール

1977年イラン・テヘラン生まれ。2004年『あおい』で、デビュー。07年『通天閣』で「織田作之助賞」、13年『ふくわらい』で「河合隼雄賞」を、15年『サラバ!』で「直木賞」を受賞した。その他著書に、『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』『i』などがある。23年に刊行した初のノンフィクション『くもをさがす』が話題となった。

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