ほんとうの味方のつくりかた (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
3.50
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本棚登録 : 614
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480816740

感想・レビュー・書評

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  • ぱらぱらと読了。

    私の心は荒れ荒んでいるんだなと改めて思うくらい前向きでまっすぐな本の内容。読んでいると文章がまぶしすぎてしんどくなってしまい、ぱらぱらとしか読めなかった...

    「敵も実は味方」が1番響いた。何も言ってくれない人、無関心な人が多いことがよくないと思う。指摘されるのが怖くて距離をおいたり、自分に対して無関心な人の方が居心地がいいと思う時がある。でも、自分にとっては何もプラスにならないことを改めて感じた。

    もっとこころに余裕が生まれたら、読み返したい。
    作者の松浦さんに憧れと尊敬。あと恐怖(すみません)。



  • 内側の味方と外側の味方。
    内側は、

    健康
    身だしなみ
    マナー
    時間
    お金
    ライフスタイルや生活習慣
    経験と知識
    道具
    情報

    と自分の中に働きかけていくもの。

    外側は

    家族は守るもの
    友人は助けるもの
    社内の人、同僚は報告するもの
    クライアント、仕事をくれる人はけっして損をさせない
    知り合い、取引先の人はつなげる
    顔の見えないオーディエンスは発信する
    敵は認める

    と他者に働きかけていくもの。

    味方、というものの見方を意識したことがなかったので、
    とても面白く読んだ。

  • 丁寧で謙虚で整頓された生き方って、頭では分かってても実際にやるのはすごく難しい。
    だから著者さんをとても尊敬します。
    ただ右脳派気味で我慢が嫌いな私とは相性が悪くて、知っているけどできない正しいことを優しくしつこく言い聞かされて、なんだかとても疲れました。

  • 自分の内からも、外からも味方を作って、豊かにしようと説いている。
    内面は性格や価値観、外側は周りにいる人。
    悪い人も反面教師。
    どれが大事か、全部同じくらいで結局ぼやけた。
    自分も、周りの人も大切にしようって、至極当たり前だ。

  • ・電話をした時に「〜さん、こんにちは。お元気ですか。」と「はい」一言しかないのではどちらがまた電話しやすいか。
    ・仕事をくれる人には損させない。場所・道具を使った時は、使う前よりきれいに片付ける。
    ・幸運と不運は2つで1つ。成功している人は幸運ばかりというわけではない。タイミングよく幸運を使える。コントロールしている。わざと負けるようにして不運を使う。

  • 人間関係のHOWTO本はたくさんありますが、丁寧に対話するような書き方をされていて作者と会話をしている気がしました。

    正直、親切、笑顔、今日もていねいに。
    そんな信条を掲げている作者の人柄が溢れていて
    手元に置いて繰り返し読んで自分を見直したい。背筋が伸びます。

  • 2021/9/2

    ・ささやかな幸せを見つける
    ・ 理念は正直、親切、笑顔、今日も丁寧に
    ・短所を育てれば長所も育つ、自分を愛する
    ・足元を整える
    ・人は楽しそうにしている人のもとに集まる
    ・信用と信頼は日々の行いから
    ・家族を守る、家庭料理は心と体を癒すもの
    ・年上の世代は1冊の本
    ・何事にも感謝、不運と幸運はバランス

  • 自分の生き方とかの戒めにしないといけないような話が多かったです。
    私も日比の感謝を忘れずにいたいと思いました。

  • 松浦弥太郎さんの本は好きで繰り返し読んでいるので、新しさはなかったところに自分の怠慢があるのでは?と自分に疑いをかけたくなった。「一緒に仕事をしたい」と思ってもらえること、自分から「与える」こと、今一度自分を戒め大切にしたい事柄。初めて松浦弥太郎さんの本を読む人には新鮮でハッとしながら読む本になるだろう。


  • ちょっとおつかれモードな、
    女性の心に効く一冊かもしれません。

    味方を解剖すると「外側と味方」と「内側の味方」があるんですね。ふむふむ。

    マナーとか礼儀とか、健康とか、内側の味方を増やしてあげると、強くなれます。
    弱っているときほど、そうだと思う。
    これが今回の読書の、いちばんの学びでした。

    あとは変わらずな弥太郎エッセンスに伸びる背筋。わたし、怠惰なにんげんなので、たまにこーゆー喝が必要なんですの…

    弥太郎さんがおっしゃることで、いつも共感するのが、”仕事とは「困っている人を助ける」”ということ。
    おこがましいけれど、自分もそうでありたいと思います。

    「うれしいことは、何かが自分のルール」も積極的に取り入れて行きたいです。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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