風俗の人たち

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480818072

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな風俗業で働く人だらのインタビュー
    業種?も(名称も?)たくさんあるな?.
    時代とともに呼名も変わたり、また、消えてしまった営業形能もあるだろう。
    道頓堀劇場(1995)は名前が出ていた.

  • ★貴重な同時代史★勝手な想像だが、ビデオ情報誌の連載をまとめた「AV女優」がヒットしたから別のエロ雑誌に連載をしていた風俗ルポもまとめてこの本を作ったのだろうか。サービスを体験しないで各種の風俗を紹介するという、エロ雑誌としては異色の内容で、著者らしい寄り添いと淋しさで描いている。ただ、その哀愁はやはり人を描いてこそで、「AV女優」には少し及ばないように感じる。

    章ごとの見出しのつけ方は秀逸。トピックと印象的なコメントに挟んで、雑誌掲載時の世相を紹介することで、同時代の二面性を切り取っている。
    <女性風俗ライター 1992年10月◎米国ルイジアナ州で留学中の高校2年生服部剛丈が訪問先の家を間違え家人に射殺される。 「女の裸さえ載っけときゃ売れるって思っているアホな編集者ばっかりだからさ」>
    <ゲイタウン◎新宿二丁目 1993年1月◎皇太子妃、小和田雅子に決定。曙が外国人で初めての横綱に、貴乃花は史上最年少大関に。 「田舎のホモにとって二丁目は絶対に憧れの街だからね」>

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