鳥と人間の文化誌 (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480823809

作品紹介・あらすじ

鳥は文化的シンボルとして、河川文明圏の中で人間と密接な関係を築いてきた。その不可思議な関係を辿り、東西の歴史を元に点描する。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が面白かったのと「文化史」と書いてあった為読了。
    日本で見られる鳥に範囲が絞ってあるにも関わらず、書いてあることはどれと知らないことばかりで読んでいてとても楽しかった。その内の幾つかは我々が昔授業で習ったことにも関係しており、自分たちが勘違いしていた・誤解していたことが明らかになるにつれて学校の授業だけでは知ることの出来なかったあらゆるものを解明していくのはダンジョンを探検するようなワクワク感があるなと嬉しくなった。
    個人的には今豊岡にいるコウノトリはロシアから来た子たちなのが一番ビックリした。

  • 鳥についての長編エッセイ。
    身近なようで鳥のことなんて何も知らないんだなと改めて思わせられた。
    一番数の多い鳥はニワトリ
    卵を生で食べるための努力
    地鶏は人工的
    飼っていいのは輸入した鳥
    鵜飼は国家公務員

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著者プロフィール

京都市出身。1978年、京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2001年、同学術博士。米国イリノイ大学客員准教授、甲南大学教授を経て1997年より関西学院大学社会学部教授。現在は公益財団法人山階鳥類研究所長。『パソコン少年のコスモロジー―情報の文化人類学』(筑摩書房)、『人間・動物・機械―テクアニミズム』(角川ワンテーマ21)、『ジャパンクールと江戸文化』『情報人類学の射程―フィールドから情報社会を読み解く』『江戸<メディア表象>論 イメージとしての<江戸>を問う』(いずれも岩波書店)など。

「2019年 『鳥と人間の文化誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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