- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480856364
作品紹介・あらすじ
マルクスにのっとり、マルクスをのりこえ、マルクスを読み破る。資本主義の根源的な危機を洞察する。
感想・レビュー・書評
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長らく気になっていたけれど『読書大全』にありやっと読んだが
マルクスの解釈なのかな
普通の金融論のテキストの方が良さそう
こういう貨幣についての哲学的な話ってなんなのだろう
学んだ後に戻ってくる本か -
貨幣とは貨幣として使われるものである
ということを200ページ以上かけて論じた、暇を持て余した神々の遊び。 -
<本全体、あるいは各章ごとの概要>
<個人的な知識・ターム>
* 覚えておきたい事(本全体の主張と関係なくともよい) + キーワードで興味のあるもの
* 短い説明とページを記入
<引用>
<自分の見解>
* 読後感・意見・反論・補足など書きたいと思ったこと -
サントリー学芸賞
著者:岩井克人(1947-、渋谷区、経済学) -
随分前に人からいただいた本。いったん読み終わったが、新たに「経済学の宇宙」を読み始めたら、読み返したくなってきている。
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2012/06/04 読了
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貨幣の本質は何か(いわゆる形而上学的な本質はないそして何ものでもないからこそ、何にでもなるのだ)、という抽象的な話から、貨幣の危機(岩井氏はインフレーションがそれと謳う)というマーケットで起こりうる話に飛躍・昇華するのだが、シンプルな論理構造でうまく繋げられている。
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正直けっこう気に入りました。
マルクスの主張に対し、矛盾を指摘。
そこから現実における恐慌・インフレ等の危険性について論じています。
読み物としても魅力的。