- Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480871855
感想・レビュー・書評
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体のあらゆる感覚が鈍くなりつつある
今日この頃ではあるが、
季節の移り変わりだけは、
昔よりも敏感になってるような気がする。
とある歌人が
季節の移り変わりに特に敏感なのは
虫と、
草と、
独り者。
なんて歌っていたが、
いよいよ私もその者達の気持がわかる境地に達してきたのだろうか?
などと、考えると、それはそれで感慨深いモノも少しはあるのだが…。
それはそうと、
移ろう季節の狭間にいると、
たったひとり、という事がすごくイヤになる。
だって、しゃべりたいから。
春がきて嬉しいこととか、
夏がきて嬉しいこととか、
秋がきて…
やっぱり嬉しいこととか、
冬がきて… … …
一番うえの言葉を掬ったら、
みんな同じか。
じゃあ、わざわざ話し合う事もないのかな。
でも、
分かち合えるとやっぱり嬉しいよね、
って事を再確認できたってのが、この本。
もしも自分家のポストに、
花びらみたいな
陽だまりみたいな
落ち葉みたいな
そんなお便りが届いていたら♪
そして
その絵葉書がジョバンニの働いていたような『活版印刷所』にて
作成した様な美しさも携えていたとしたら♪
あー、こんな絵葉書もらえる人が本当に羨ましかったなぁ。-
いいよね この一冊
いいよね この一頁一頁
いいよね このセンス
いいよね この言の葉たち
いいよね この和の色たち
いいよね こ...いいよね この一冊
いいよね この一頁一頁
いいよね このセンス
いいよね この言の葉たち
いいよね この和の色たち
いいよね この分かち合い2014/03/02 -
kaze229さんへ
最後のページかと思っていたら、
さらにもう一枚の絵葉書が♪
…な、嬉しいコメントをどうもありがとう!kaze229さんへ
最後のページかと思っていたら、
さらにもう一枚の絵葉書が♪
…な、嬉しいコメントをどうもありがとう!2014/03/03
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「ぜんまい屋」とはネジとゼンマイのぜんまいで「人に親しい機械」という意味をこめている。「ぜんまい屋」こと金田理恵が、手刷りの活版印刷機で刷った葉書47枚。小さな心の動きや季節の移り変わりが美しい葉書に描かれている。
ことば、色、質感が素敵です。 -
今は同じ作者の『ぜんまい屋の作文』(龜鳴屋)を読んでいる。
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活版印刷素敵だなー。
詩集のような、作ったハガキ集? -
『月と菓子パン』石田千さんのおすすめ
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一枚一枚ていねいに作られた活版印刷の葉書。
シンプルでとても感じがいい。 -
子育てにエネルギーを投入していた頃、この本の持つ呑気さや繊細さが好きでした。
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何と説明したらよいのか解らないけれど、大切な本。平たく言えば葉書集なのですが。