楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇
- 阪急コミュニケーションズ (2005年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484051079
感想・レビュー・書評
-
パレートの法則を説明した本その2
目次
<blockquote>第1部 はじめに
(大きな考え方 労力は少なく、成果は多く 時間はわが手に)
第2部 生活そして人生に活かす八〇対二〇の法則
(強みの二〇パーセントに絞る 仕事と成功を楽しむ お金の謎を解く ほか)
第3部 実現に向けて
(節約型のポジティブな行動パワー 八〇対二〇方式の幸せ計画)
</blockquote>
理屈は非常に簡単だ。
<blockquote>焦点を絞ること。それこそがパワーの源であり、幸せになり、成功するための秘訣である。</blockquote>
ただそれだけである。
この本では、その理屈を人間関係や、恋愛や、お金や仕事にどうやって応用するのかということに関して、長々と説明している。
うーん、確かに、大事な二割の物事に集中すればきっといい結果を出すことは出来ると思う。
プログラミングでもそうなのだけれど、特定の技術に特化すれば、だんだんと代わりになるエンジニアは減ってくる。つまり、「そこまで知ってる唯一の人物」になることができる。勿論、必要な知識は相当なものだけれど、中途半端にアレコレ知ってるだけのエンジニアよりは使い出がいい。プロジェクトの内容に合致すれば間違いなく仕事がもらえるだろう。
まあ、程度の差はあるんだけど、世の中で自分に価値のある二割に投資するという考え方は、そういったような強みをさらに強くするような効果がある。
しかし、具体的にこうだ、ああだって言わなくても、わかってる人は既にわかってると思うんだよね。コレ。
ただ、<u>価値のあるものが何なのか……という哲学的なことを少し考えさせられる</u>内容ではある。
人脈は沢山あるほど有利なのだろうか? お金は沢山あるほど有利なのだろうか?
もし友人が少なくても、お金が少なくても幸せが手に入るとしたら……。
内容は薄く、さっくり読めてしまうけれど、ちょっと気になる内容が書いてある本だな。
名言「<b>焦点を絞ること。それこそがパワーの源であり、幸せになり、成功するための秘訣である。</b>」
大事な事なので二度言いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日常生活で、80対20の法則を活かすためのワークブック
-
「利益の80%は20%の顧客がもたらす」「成果の80%は原因や努力の20%から生まれる」…。この“80対20の法則”を、個人の生活に取り入れていく方を説く。人生で重要な分野として、自分自身、仕事と成功、お金、人間関係、シンプルな生活の5つを挙げて紹介していく。
第1部 はじめに
第2部 生活そして人生に活かす八〇対二〇の法則
第3部 実現に向けて -
<人生を変える80対20の法則>http://www.amazon.co.jp/dp/4484981068 の続編。おもに如何に実践するかをワークブック形式で紹介。
なかなか実践的かなぁ、と思ったら、途中で投げやりな部分が感じられ、手放しで使えるワークブックとは言い難い。
ただ、仕事だけに限らず、人生全体において「何が大切か」そして「何に力を入れるか」を見直す、意識するにはいい機会になると思う。
メモ:
・行動を減らすこと。→断捨離に近い。
・すべての問題は、よりシンプルにするのではなく、出来る限りシンプルにすべきだ。byアルバート・アインシュタイン -
物事で大切な事や貴重な事は、短い時間等で経験する
-
101210*読了
つまりは、自分の魂と向き合って、好きなことをする。好きな人を大切にする。そんなシンプルな人生が一番の幸せなのだと、感じる。モノも情報も止まることを知らなくて、どんどんどんどん生みだされてくる。いつかそれらに埋もれて、息ができなくなってしまいそうで、こわい。もうすでに半分ほど埋まってしまった読者の身体をよいしょとひっぱりあげてくれるのが、この本。 -
目標と進捗状況を、日を追って日記的に記録する。
自己管理シートにも使えるので、実行する。 -
80対20の法則、パレートの法則って、
人の話や他の本に良く出てくるんだけど、
実際の内容については良くわからないことがあった。
前作がビジネスパーソン向けの本であったのだから、
少々わかり辛い面があったけど、こちらは明快!
前作のものより、はるかに個人の実生活で役立てられる。
さあ、大切な事の20パーセントに集中しよう。
読後当時にブログに掲載したコメント。