メガホリズム 組織に巣食う原罪

著者 : 佐藤眞一 本多ハワード素子

• CCCメディアハウス (2010年3月20日発売)

感想・レビュー・書評

[パチーニ小隊長さんの感想 · 2023年12月3日]

メガホリズム(過組織症)とは、組織と交わったことによって自分を見失ってしまった人と、その人たちが形成する組織とが、相互に影響を及ぼしあいながら重篤化していく病である～

リーマン・ショック、JR西尼崎事故、船場吉兆、雪印、パロマなどの企業不祥事の「失敗の原因」。
射程が広いし的確なのに、この言葉自体広がらなかった。3・11後の「東大話法」よりも断然キャッチ―だと思うけどなぁ。

著者プロフィール

大阪大学名誉教授

「2024年 『高齢期の発達科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」