新装版 楽して幸福を手に入れる 80対20の法則 生活実践編

著者 : リチャード・コッチ 高遠裕子

• CCCメディアハウス (2013年5月16日発売)

作品紹介・あらすじ

週二日働くだけで、今より多くの成果と収入が手に入るとしたら?行動を減らして賢い怠け者になれ。少ない労力とお金で人生を劇的に改善する方法。

感想・レビュー・書評

[としさんの感想 · 2023年10月29日]

できるだけシンプルに、本当に大切なところにだけ注力することが大切だと理解しました。
世間一般で良しとされていたとしても、自分にとってそれが幸福かをしっかりと考えて必要なときには世間一般からそれる必要もあると思いました。

[まこさんの感想 · 2022年1月3日]

①自分は何を求めているのか、重要なものに絞り込む
②自分にとって楽な経路は何か考える
③やってみる

[スマイルズさんの感想 · 2020年7月24日]

いろんな本に良く登場するパレートの法則♪
結局シンプルに効率良く生活する術を書いている！
同じような本たくさんあるなって印象だったけど好き！

[reinouさんの感想 · 2017年1月20日]

抽象的すぎてどうとでも読める書。また、スターは極く少数だからスターとなりうる一方、著者の言う２０(あるいはそれ以上)に該当するスターを怠惰かつ有能な者と位置づけるのなら(こう読める箇所有)、スターでない大半の人々は、怠惰かつ無能、あるいは勤勉の何れかに妥当するはず。本書読破後の感想は、誰もがなれない前者を夢見させる結果、怠惰を推奨する毒薬にしかならないのでは、という危惧感である。まさにサブタイトルが暗示的。しかも、結局、収入の９割につき投資を推奨してもいる。収入−生活費＝数万円の人には無関係の書か。
マーケティングに関する議論と、自己啓発の議論とを混同して議論している点は…。

[ghostriderさんの感想 · 2013年12月5日]

選択と集中，人生のコスト意識。ゴールが明確でないと効果が薄い。とりあえず抱えているものを減らせということ。

一方で，アマゾンなどに見られるロングテール戦略がある。アイデアの新規性は領域の異なるものが結びつくところに関係するならば，自らの接触範囲を狭める短所もあり。

しかし，いろいろ手を出して中途半端に関わるくらいなら，メインにしっかりと注力し，いろいろなものは捨てる感覚で触ることが大切なんだろうな。

[kasaharapapaさんの感想 · 2013年12月1日]

人生の幸せはただひとつ。愛し、愛されることだ　真の自分に目覚める7には、他者が必要である　労力は少なく、成果は多く　焦点を絞り、個性を生かせば、人生は楽になる　重要でないことを取り除く　幸せな家庭では、物語を読み聞かせて、「最高の瞬間」を分かち合っている

[いとさんの感想 · 2013年10月2日]

より少ない労力で、より多くの成果を得る法則。
20%の顧客が、80%の売上に貢献している。とか、20%の富裕層が80%の富を所有している。などの経済界の法則を生活に当てはめられるのではないか？という内容。

現代の勝ち組(ちょっと前の勝ち組のことと思うけど)は、より多くの努力で、より多くの成果を挙げている。おかげで、家庭やプライベートの時間が疎かになって、幸せとはいえない状況になっている。

仕事も時間も人間関係もお金も、全てにこの法則を当てはめることで、よりシンプルで、より幸せな生活を少ない労力で得ることができる。

[とびさんの感想 · 2013年9月15日]

題名からすると確率論的な内容を想像させるが、読み続けると全く異なる内容だった。今まで営業の仕事に携わりいかに他人より成果をあげ、他人より多くの報酬を手にするかという世界に身を置いてきた自分としては"目から鱗"の一冊だった。

著者プロフィール

起業家、投資家、経営コンサルタント、作家。
コンサルタント業、レストラン業、およびホテル業を興しいずれも成功をおさめる。
ベイン・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループで数多くの欧米の優良企業のアドバイザーを務めた。
本書の法則を実践することで、ビジネスを成功に導き、人生を謳歌している。
著書に『80対20の法則 生活実践編』『並外れたマネジャーになる 80対20の法則』（CCCメディアハウス）などがある。

「2018年 『増補リニューアル版　人生を変える80対20の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」