- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484202341
作品紹介・あらすじ
2020年夏、人気を博したドラマ『名建築で昼食を』(主演:池田エライザ・田口トモロヲ)を書籍化。
アザーカットも満載。
感想・レビュー・書評
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東京に残る、レトロで乙女な名建築巡りをしながらランチを楽しむ。原案の甲斐みのりさんが好きなので見始めたドラマだったが、期待を大きく大きく上回る素敵な内容で、毎回本当に楽しかった!だから今回のオフィシャルブック発売も、とても嬉しかったです。
ドラマで訪れた名建築は、アンスティチュ・フランセ東京、自由学園明日館、山の上ホテル、国際子ども図書館など10箇所。どの場所も美しく、上品で、建築家のこだわりが隅々まで感じられ、とにかくうっとりさせられる!機会があったら、いつか是非とも巡ってみたい!と思える場所ばかりだ。
建築だけでも十分満足なのに、美味しいランチまで堪能できるなんて最高すぎます。見た目も美しい料理の数々、羨ましかったわ~。
ドラマを見た人なら当然楽しめる作りとなってるけど、未見の方にも名建築散歩を擬似体験できるはず。豊富な写真と丁寧な解説、何度も繰り返し読みたくなる。
これを機に、自分が住む地域の名建築探しもしてみたいな。気軽にお出かけできる状況ではないけれど、ドラマきっかけで名建築への理解を深めることができたのは本当によかったなと思っているのだ。
このドラマの世界観がすごくすごく好きなので!是非ともシーズン2、3と続いて欲しいです~!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020年夏に放送された同題ドラマのオフィシャルブック。たまたまテレビをつけて見たときにやっていて、気になったのがきっかけ。東京にある名建築を1話で1つ巡り、そこで昼食をとる。ガイド番組ではなく、SNSで知り合ったカフェ開業を夢見るOL(池田エライザ)と中年の建築模型士(田口トモロヲ)の2人で訪れるドラマ。
本(ドラマ)では、①アンスティチュフランセ東京、②自由学園明日館、③ビヤホールライオン銀座7丁目店、④東京都庭園美術館、⑤目黒区総合庁舎、⑥国際文化会館、⑦山の上ホテル、⑧旧白洲邸武相荘、⑨国立国会図書館国際子ども図書館、⑩江戸たてもの園の10の建築が登場。
行ったことのある場所や行ってみたかった場所、東京にこんな所があったのかと知らなかった場所があったが、いずれもその建物がその場所に建てられた経緯など、詳細を知ることができて面白い。建築を見るだけでなく、そのあとに必ず雰囲気の良いカフェなどで美味しそうな昼食をとるのも良い!
本では、田口トモロヲさん演じる千明の住む街(西荻窪)も紹介されていたが、感じがよく素敵だった。
建築を知らない門外漢から見ても、素晴らしい建物の数々で、ドラマを見ていても見ていなくても楽しめる。自由に散歩するのも少し躊躇してしまう今、とても癒されるおすすめの一冊。 -
甲斐みのりさんつながり。その1冊目。
彼女への興味や関心は、ここから始まった。
同名のテレ東で放映された番組のファンブック。ドラマ仕立てで様々な近現代の名建築をめぐる。主人公はOLの女の子と建築に詳しい中年男性という異色の組み合わせ。でも大人らしい温かな友情が描かれて、爽やかだ。
この作品・本は『乙女建築』とニックネームされる、昭和中期までの優雅な名建築をめぐるもの。明治から戦前まで。そして戦後復興を経てからの、高度経済成長期からの優美な建築の魅力があふれている。これらは。無意識に感じている人が多いと思うけれど、まとめて鑑賞できる手引はなかなかない。動画でドラマを追いながら観るのも、リアリティがあってすごくいい。しかし、本で建築だけに注目して名建築を味わうのも、とてもいいものだ。
建築だけじゃなく、戦前までのレトロモダンと、それを引き継いだ昭和モダンは、モードにも、細やかな生活の折々にも美しい、上品なものをたくさん残している。昨今の大正・昭和ブームは、その真価を多くの人が評価した結果と思う。
自由学園の明日館や銀座のビヤホールライオンなどは、私も実際に立ち寄ったことがある。気が付かずに美しい場所を訪れていたのだなと感銘も受けた。また、ヴォーリズや坂倉準三の仕事は、あちこちに影響を残していて、国立西洋美術館をはじめ、もしやあそこも。もしやここもと思い当たる場所が多くあって、それを調べるのもすごく楽しかった。
日本人は、なんでも壊して作り直す。いいものでも、価値なんてお構いなし。それが、新しいよいものを生むこともあるけど、やっぱり残すべきところは残して欲しい。幾年かを経てリバイバルヒットするのはいいが、建築だけは壊したら再建がむずかしいからだ。優雅なもの、美しいもの、シャープなもの。切り口はなんであれ、新しい名建築の誕生もあってほしいが、それらはこれら、近い時代までの、文化やセンスの蓄積の結果。どちらも大事に楽しんで、活用し、新生させたいものだ。 -
ドラマ放映が終わってからTVerで見てます。
そしてハマってます☺︎
エライザちゃんが可愛いし、トモロヲさんは素敵だし、建築は見応えあるし。
藤さんの素直な感想にほっとします。
千明さんの押し付けがましくないところも、とても良い。
特別編で横浜かな?
第2弾で関西へ来て欲しいです。
衣装もとても素敵。 -
大阪編を観て番組を知ったので
ガイドブックで東京編を後追い復習。
10件の「乙女建築」が載っていますが
行ったことがあるのは
自由学園明日館と国際子ども図書館くらい。
どうやら私は曲線美より
シャキーンとした直線美が好きなようです。
タイトル通り、見学の帰りに寄りたい
良さげなランチのお店も紹介されていて
武相荘や江戸東京たてもの園、行きたい〜!
劇中で使われていた千明さんと
藤ちゃんの住まいの写真も。
レトロかわいい藤ちゃんの部屋、素敵。 -
感想はほぼ「東京のおいしい名建築さんぽ」と被るけども、やっぱり建築は楽しいなあ。
またゆっくり落ち着いて建築巡りがしたい。
前川國男邸住みたいくらい最高。 -
いつもの建築本だと思ったらドラマ本でした笑
写真に人が写ってて比較ができる感じ
ドラマの方はどんなストーリーだったんだろうね -
パラパラっとページをめくりながら、毎回楽しんで観たドラマの各場面を想い出しつつ郷愁に浸った。訪問先の建物だけでなく千明の行きつけの喫茶店や藤のアパートも再現されていたのがうれしい驚きでした。
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DVDとともに鑑賞。心穏やかに見ていられる建築美の数々。つい引き込まれるドラマの展開。田口トモロヲ、池田エライザ氏の掛け合いにはアドリブがあるそうだ。