アインシュタインのおもちゃ: 重力と宇宙の不思議の旅

  • 阪急コミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484921204

作品紹介・あらすじ

アインシュタイン以来、物理学者たちの論争の的になってきた重力理論。「超ひも」など最新の理論をまじえつつ、重力と宇宙の物理学の歴史をたどった、知的興奮を誘う科学読み物。

感想・レビュー・書評

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  • アインシュタインのおもちゃとは、彼の76回目のそして最後の誕生日に、親友のエリック・ロジャー氏から贈られたものであり、一般相対性理論の等価原理を利用して遊ぶおもちゃである。
    本書は、重力の物理学と重力に関わる諸現象を、一般人にわかりやすく解説したものである。もう20年も前の書籍ではあるが、最近素粒子論や宇宙論に再び興味を持ち始め、学生の頃に購入したものを読み返している。著者はプリンストン大学とハーバード大学で学んだ物理学者で、素粒子論を専門とし、宇宙論にも造詣が深い。
    重力理論と言えば、ニュートンに始まり、アインシュタインによって発展させられたということで、この二人の立役者については異論はないだろう。本書は、ニュートン力学から一般相対論と進み、宇宙の構造や、暗黒物質、歴史に言及した後、超弦理論など量子力学との統合へと導いて行く。
    さすがに、詳細な所は数式を用いる事なしに説明しているので、深くは立ち入れない構成になっているのと、内容が古いために現状との齟齬がある部分もあるが、重力の物理について、概略をイメージする事は出来た。何より、内容が文学作品の様に面白い。
    本書を購入したのは、ちょうど訳者のひとりである松田先生を訪ねた時だったのを思い出した。あのまま先生に師事していたら今とはちょっと違う人生に...などと思いめぐらす一冊となった。

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