戦争の記憶: 日本人とドイツ人

  • 阪急コミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484941233

作品紹介・あらすじ

現場を歩いた。当事者に会った。ヒロシマ、アウシュヴィッツ、南京、ベルリン、花岡…戦後世代の手による日本とドイツの戦争体験の集大成。ふたつの国は、あの戦争をどのように体験し、記憶し、どこに向かうのか。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫版への序文
    序    敵を語る
    第一部  西洋と戦う
         ボンの困惑
         東京―世界の辺境
         廃墟にロマンがあった
    第二部  アウシュヴィッツ
         ヒロシマ
         南京
    第三部  戦犯裁判
         シュトゥガルト裁判
         東京裁判
         教科書は抵抗する
         ドイツの教科書
         日本の教科書
         記憶を保存する
         ドイツの記念館めぐり
         日本の展示館を歩く
    第四部  ふたつのノーマルな国
         ドイツ連邦議長の失敗
         長崎市長への銃弾
         ふたつのノーマルな町
         バッサウ ーレジスタンスの真相
         花岡 ―強制連行の現場
         廃墟を片づける

    日本語版へのあとがき
    訳者あとがき
    文庫版への訳者あとがき
    解説 保坂正康

  • 感情論に走りすぎている場面があり不快

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著者プロフィール

イアン・ブルマ(Ian Buruma) 一九五一年、オランダ・ハーグ生まれ。ライデン大学で中国史、中国語を修めた後、文部省留学生として日本大学芸術学部に留学し日本の演劇、映画を研究。時事分析、文芸評論、政治など多岐にわたる分野で国際的に定評のある著述家で、現在は『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』の編集長も務める。二作の小説を含む一七の著作には『戦争の記憶 日本人とドイツ人』(TBSブリタニカ、一九九四年)、『近代日本の誕生』(ランダムハウス講談社、二〇〇六年)、『廃墟の零年 1945』(白水社、二〇一五年)など二〇世紀日本に関連する著書も多い。二〇〇八年、ヨーロッパ文化、社会、学術への貢献を評されエラスムス賞を受賞。二〇一八年、アメリカ文学芸術アカデミー外国人名誉会員ならびにアメリカ芸術科学アカデミー会員に選出される。

「2018年 『暴力とエロスの現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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