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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784486012252
作品紹介・あらすじ
本書は校訂者シーグルズル・ノルダルがアイスランド学者としてもてるかぎりの能力を縦横無尽に発揮した業績である。そこにはさらに、アイスランド人ノルダルの自民族の精神文化に対する熱い思いがみなぎり、そのため本書は古代詩校訂本にとどまらず、一つの哲学書とさえなっている。
感想・レビュー・書評
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北欧神話「エッダ」の中で最も美しい「巫女の予言」。その解説書。
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エッダ詩「巫女の予言」を徹底解剖しています。一節ごとに解説が読めますし、ノルダルによる徹底した「巫女」像の分析など、邦訳で読めるなんて大変素晴らしいです。「巫女の予言」に興味がある方…いや、かなり好きな方にはたまらない一冊でしょう。逆に、神話が好きで神話資料に興味がない方にはあまり面白いと感じられないかもしれません。
私は単純に「高そう」という理由で敬遠していた大馬鹿者です。大学4年のときにアイスランド文学シンポジウムで購入しました。どちらにせよ、それくらいの年齢になっていなければ理解できていなかったと思います。北欧神話とアイスランドに関する知識が多少必要となります。
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