アジア地域コミュニティ経済学: フィリピンの棚田とローカルコモンズ

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  • 東海大学
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784486020486

作品紹介・あらすじ

本書はアジア開発途上国における草の根民活を軸に地域コミュニティ経済学の構築を試みるものである。アジアにおける開発途上国の上下水道・灌漑・エネルギー・運輸関連のインフラが整備されていない貧困地域の住民は、水・森林・沿岸資源といった共有自然資源を古くから利用して生計を維持してきた。この点に着目して、アジア地域コミュニティの農家・漁業世帯など個人経営体を社会的弱者としてではなく草の根民活として認識し、草の根民活が主体となる持続可能な開発が可能であることを説く。

著者プロフィール

1959年、茨城県生まれ。東京大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。東海大学教養学部人間環境学科教授。専攻は持続可能な開発と平和・人権。著書に『写真・ポスターから学ぶ戦争の百年』(青弓社)、『開発と環境の経済学』『社会開発と環境保全』(ともに東海大学出版会)、『環境問題と国際協力』(青山社)、『地域コミュニティの環境経済学』(多賀出版)など。

「2011年 『写真・ポスターに見るナチス宣伝術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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