ドロップアウトのえらいひと

著者 : 森永博志

• 東京書籍 (1995年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

街や社会では変わり者といわれても，自分にふさわしい仕事や退屈しない生き方をまんまと手に入れた“えらいひと”たち。会社人間サヨウナラ。望み通りに生きるためのバイブル。

感想・レビュー・書評

[石井信之さんの感想 · 2015年2月27日]

「ドロップアウト」だなんて憧れても出来ない人間なので、どんな世界が展開されていくのか、「好奇心」を持って読んで見た。まぁ次から次とスゴ過ぎる人達が出てくるわ、出てくるわ。。途中から疲労感を覚えるほどだった。生きることへの命のパワーが桁違いに、圧倒的に違う。そんなすごい人たちの中で、自分好みのすごい人を選べば、「一度も日本に戻りたいと思ったことはない　MICHIHIRO　FUKUSHIMA（ラン栽培家）さん。
この本が出てから、２０年以上経っているが、当時７５歳。現在も人生を楽しんでおられるのだろうか。

〈本から〉
橋村泰臣（カメラマン）さんの言葉
　僕はいつも思っていることに、別にニューヨーク
がどうのとかは関係なく、人間がなにかやろうとした
時の話で、まずは人よりも早く自分がなにをやりたいか
気づき、決断し実行にすぐ移す、さらにそれを持続
させる、この３つがすごく大切なんだと思う。それに
プラス、チャンスを逃さない。人間にはいくらでも
チャンスがある。だけど、いくらチャンスがあっても
それを生かすだけのものを常日頃、準備していなきゃ
話にならない。

僕が理想とする生き方は、家とか車とか別荘とかを
所有するのではなく、もちろんすべて所有している
けど、そういうことが人生の目標ではなく、やっぱり
自分の好きな時に、自分の好きな場所に、自分の
好きな人と行ければ最高だなってこと。

[かるまさんの感想 · 2021年12月8日]

ドロップアウトした人達がどういう思考回路でどう行動し、どう実績をあげたのか学べる良書。

経営者脳に憧れてる人
ドロップアウトしたい人
マイ・ビジネスを持ちたいなって思ってる人にオススメ。

東京都内でエルパソというバーを経営してる男性の話が特に面白かった。
ワイの性癖に刺さる刺さる！

ぬぉーーーー！
いてもたってもいられない！
今すぐ海に行って子供達と仲良くなってはまぐりを拾わせに行かなくては！
ってなった。笑笑

[sgnbkskさんの感想 · 2021年6月13日]

そもそも、登場人物に興味がないと読めない。
よって評価なし。

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

自己啓発

[saiさんの感想 · 2014年1月13日]

珠玉の種が埋まっているようにも思うのですが、各人に費やされるページ数、内容が不足しているように感じた。

反対に、著者との関わりであったり、著者の意見などに割かれていた文字数が多く感じた。

残念。

払ってもいい金額：500円

[katomanさんの感想 · 2013年2月4日]

半分読み終わったところでやめた。大半が昔の人の自慢話。時間の無駄。

[nuhwlibさんの感想 · 2012年11月7日]

300237310 　914.6-モリ

[yusuketajimaさんの感想 · 2012年8月29日]

ヒップスター
…独立精神が旺盛
　創造することが好き
　金よりも自由を愛する
　会社にも勤めない
　そのくせタフにいきる
ドロップアウト
…その人そのものの人生の始まりにしか過ぎない

[yeah4649さんの感想 · 2012年8月5日]

みんな自分の人生を生きている。
みーんな違う。
それがよかった。
ドロップアウトが正解なんじゃなくて、自分がいいなぁーとか、楽しいーって思うことをして、生きていくのがいい人生だと私なりに解釈した。

[mizunokeikaiさんの感想 · 2012年3月6日]

好きな本にこの本からの引用があり興味持った本。
情熱を持って己の道を進む、職業様々な人達が紹介されている。
著者の口語的な書き方のせいか、時代的なせいかそれぞれの人の考え方がどことなく似てるせいか、最後まで読むのに時間がかかってしまった本。
やりたいことへの情熱と努力はすごく感じる本。

著者プロフィール

森永博志　(もりなが ひろし)
1950年生まれ。
都立昭和高校中退後、住み込みの新聞配達、ボート場管理、印刷工、建設労働、倉庫番等の仕事を転々とする。
19歳、渋谷区南平台町のコミューン〈アップルハウス〉のメンバーに。
同時に、同じく南平台町の〈アド・センター〉で仕事をはじめる。
25歳で編集者となり、インディーズ系出版社でベストセラーを連発。音楽雑誌の編集長となる。
27歳で、NHK・FM『サウンド・ストリート』の初代パーソナリティとなる。
32歳で、実験的文芸雑誌『小説王』創刊。荒俣宏の『帝都物語』を世に送る。
36歳で、初の単行本『原宿ゴールドラッシュ』を発表。
著書は他に『やるだけやっちまえ』(小社刊)、『続シャングリラの予言』(東京書籍)、
『アイランド・トリップ・ノート』(A-Works)、『レッドシューズの逆襲』(主婦と生活社)など。

「2010年 『幻覚より奇なり』 で使われていた紹介文から引用しています。」