英国貴族に出会う旅

著者 : 津野志摩子

• 東京書籍 (2003年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

パンや紅茶にその名を残すサンドイッチ伯爵やグレイ伯爵、ダイアナ妃の故郷オルソープ、名宰相チャーチルが愛したブレナム宮殿ほか、知られざる英国貴族の素顔と豪華な屋敷や庭園など、13の名家を紹介。

感想・レビュー・書評

[espoir12さんの感想 · 2011年9月13日]

実際に英国貴族に会い、取材を元に書きあげられた作品。取材内容だけでなく、初代党首からさかのぼって、歴史を辿り、婚姻関係からの親戚関係、政治的側面、アメリカとの関係など様々な面から書かれているので興味深かった。

[ユウさんの感想 · 2007年10月30日]

内容は、イギリスに現存する貴族が居住していた建造物を通して、そこに代々住んだ貴族達のお話…といった具合です。
歴史の面でも語られるので、そちらに興味がある場合は二度おいしいかもしれない。

私が面白かったのは、ダイアナ妃に関する章とチャーチルに関する章です。
もちろん、一番馴染みある貴族であるから内容が浸透しやすかったということもありますが、チャーチルに関しては内容も一番良かったと思います。

著者プロフィール

　英国プリマス大学大学院美術史修士課程修了。現在、イギリス南西部のデボン州に在住。文筆、写真撮影、旅行、展覧会のコーディネート、留学のお手伝いなど、多岐にわたった仕事を1985年の渡英以来続けている。
趣味は、テニス、バトミントン、ヨガ、エアロビックス、散策、健康食作り、ガーデニング、アート＆クラフト、ギター、タンゴなど。
　著書に、『たのしい英語ゲーム』（日本YMCA同盟出版部）、『アガサ・クリスティーと訪ねる南西イギリス』（PHP研究所）、『英国貴族に出会う旅』（東京書籍）、『イギリス暮らしの英語表現』（ベレ出版）、『イギリス英語ロンドン12か月』（語研）などがある。

「2009年 『体験的イギリス英語ルール101（ワン・オー・ワン）』 で使われていた紹介文から引用しています。」