名字で読む 歴史・時代小説

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487806256

作品紹介・あらすじ

歴史・時代小説ファン必携。名字・系図から見えてくる、歴史・時代小説のヒーローたちの「なるほど学」。

感想・レビュー・書評

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  • 読んで字の如し。
    鬼平の親父も長谷川平蔵でしかも優秀だったのは知らんかった。
    馴染みのある家計が多いので時代小説愛好の士の雑学本として良いかも。

  • タイトルそのままであり、「系図」で読む~とも言える本。
    戦国・江戸を中心に幕末を数名取り上げ、実在・架空の人物と作品を合わせ、名字と系図で読み解いています。
    その点で面白かったのは、序章である「『平家物語と』名字のルーツ」。
    また秀吉の項では「本来、名字と姓は全く別物で、自分の意思で自由に名乗れる『名字』に対し、出自(先祖)を示す『姓』は天皇から与えられたものであり、勝手に作ったり、変更したりすることはできない。」との記述。
    有名な実在の人物だと目新しい話は少ないが、それでも時代と共に有力な説が変わったりするし、鬼平など架空の人物かと思いきや実在した人物もいるので、数は多くないけどまとめて読めます。

    また、その人物を誰が小説にしているか、その一族を得意としている作家なども本文中で紹介されているので、本を探す時の参考にもなりそうです。

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著者プロフィール

姓氏研究家。1961年高知市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。学生時代から独自の姓氏研究を始め、実証的な名字研究で知られる。 おもな著書に『日本名字家系大事典』(東京堂出版)、『名字の謎』(新潮OH!文庫)、『名字の地図』(日本実業出版)、『難読・稀少名字大事典』(東京堂出版)、『名字の謎がわかる本』(幻冬舎文庫)など多数あるほか、テレビ・ラジオなどでも活躍している。

「2008年 『よくわかる長野県の名字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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