騒音の歴史

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487808113

作品紹介・あらすじ

騒音の発生源は増え続け,かつてないほど大きな問題になってきている。
しかし騒音に関する対策本や技術書はあっても,「騒音」そのものに関する書籍はこれまでなかった。

そもそも騒音とは何か? 本書はそこからスタートする。

本書では,音に関する科学技術の進歩と騒音問題との歴史的かかわりを追究し,やっかいな騒音問題をさまざまな視点から解説する。
私たちにとっての騒音に関する知見や考察をまとめた世界初の書である。

感想・レビュー・書評

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  • 【新着図書ピックアップ!】ノイズキャンセリングヘッドホンの存在を最近知った。これを付けると無音状態になるらしい。周囲の音と打ち消し合う音波を発生させる仕組みらしい。音には音で対抗する、という発想に感心したが、ニーズがあるということはそれだけ音に悩まされている人も多いということである。現代社会と切り離すことのできない騒音問題。それではそもそも「騒音」とは何か。どう定義づけすることができるのか。「望ましくない音」「場違いな音」…。「騒音を定義することこそ、騒音への対処法を見つける鍵なのだ」と筆者は記す。
    また、騒音は現代社会に限った問題ではなかった。恐竜が生きる古代から存在し、また騒音の歴史は人類の歩みとともにある。
    まず、敵を知る。騒音の歴史と知見をまとめた世界初の一冊。

    People and noise has been battling for a long time and it is still a problem in the modern society.
    What do we call "noise" and how can we deal with it?
    In this book, Mike Goldsmith investigates not only noises as a dissonance, but also noise in nature and noise used positively. Please enjoy the different perspective of the noises.

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著者プロフィール

サイエンスライター。キール大学卒(博士の学位を天文学で取得)。前職はイギリス国立物理学研究所の部長(音響学)。専門は天文学、音響学で、数学や宇宙開発、時間旅行、科学史など幅広いジャンルを扱う。子供向けの科学本も多数執筆。

「2021年 『深遠なる「幾何学」の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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