フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

著者 :
  • 東京書籍
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487808120

感想・レビュー・書評

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  • 東京の ひとものことのスピードに感じる違和感。
    人生に余裕は必要だ やはりと思う
    空の青さを感じ、雲の動くのを見れる余裕

    生産性とか業務効率化とかスキルを身につけるとか
    それはそれでとっても大切なことなんだけど
    まぁでも孔子とかイエスキリストの時代から人間はさほど変わっていないのであって
    悩んだり喜んだり戦争したり隠遁したりしながら生きているのだ
    そこのベースは変わってないから
    同じくあと数千年も人間は変わらないだろう

    たまたま今の時代に生まれたから
    仕事というゲームがとりあえず用意されたけど
    どうしてもそのフィールドで戦わなきゃいけないわけでもない
    昔とはゲームのバージョンも違うのだし

    132

  • 田舎で暮らすにあたり、仕事や収入どうするかといったことをまとめた本。かなり細かいことも書いてあり参考にはなる。

  •  読んでいて面白い。
     なんでも拡大し、過剰生産するのではなく、まかなえる範囲で初めて見るという考え方は、当たり前なんだけど現代ビジネスから考えると異端。
     身の丈に合ったというか、普通に生きるに近いビジネスの考え方だなぁ……。

  • 軽い気持ちで読み始めたがかなりの実用書だった。
    具体的なノウハウがふんだんに散りばめられている。しかもバトルタイプでは無い方法で誰にでも始められそうだ。

    必要なものがあれば作ればいい。利益中心で作ると大変だからたまにやる程度で。場所なら物理的に腐るほどある。むしろ使うだけで価値が出る。

    全体的にすんなりと受け入れることが出来た。ゆるくやるための良い知見だ。これを知れたことは大きい。

    暇だとジャンキーになる。チャレンジリストはたくさんストックしておくと人生に飽きないで済む。
    良い考え。

    全体を通して読むとフルサトを作らないという理由は無いなと感じる。デメリットがあってもやらない理由にはならない。
    しかしすぐに行動するには躊躇してしまうのが現状だ。主に自分の場合だと仕事が弊害になっている、しかし弊害になっていると解れば少しづつでも解消していける気がする。
    防御を固めよう。まずはそれからだ。

  • 筆者の日記のような本。

  • 伊藤さんの前作「ナリワイをつくる」が面白かったので、この本も読んでみました。

    タイトルの「フルサトをつくる」をパッと見たときは正直あまりひかれなかったのですが、そのタイトルを見た瞬間にちらっとよぎった無関心をいったん横に置いて中身の文章に突入してみると、タイトルだけ見て素通りするにはもったいない世界が広がっていました。

    著者が経験したことや考えたことを文章の形で伝えることで、どこかの誰かの何かしらの思考や行動に波を起こすのが、本という媒体の一つの役割ですが、そんな本が持つメリットが存分に生かされる一冊ではないでしょうか。

    この本の根底に流れている雰囲気みたいなものは、これからの時代を生きていくうえで無視できないような気がします。
    バトルタイプの即効性はなくても、この本を読んでいったん頭の中にねかせておくと、じわじわとこれからの生活に効いてくるのではないかと思います。

  • phaさんと伊藤洋志さんの共著。タイトル通りの内容だった。

  • 仕事がなければ作ればいい。
    これは田舎だけではなく都会にいる私たちにも当てはまることである。
    著者のように、田舎に第二のふるさとをつくることでより人生が豊かになる
    のは間違いないだろう。

  • 前作ナリワイをつくるとかぶるところもいくつかあるが、田舎暮らしを考えてて、仕事をどうするのかの心配がつきない自分のような人へ。
    『仕事がないなら作ればいい』強く共感します。
    自分のやってきたことすべて使ってやりたいことやればいいってことですね。

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著者プロフィール

伊藤洋志
個人のための仕事づくりレーベル「ナリワイ」主宰。1979年生まれ、香川県出身。京都大学農学部森林科学専攻修士課程修了。個人が身一つで始められ頭と体が鍛えられる仕事をナリワイと定義し、研究と実践を行う。主な著作に『ナリワイをつくる』『イドコロをつくる』(いずれも東京書籍)。「遊撃農家」などの個人のナリワイとチーム活動による野良着メーカー「SAGYO」のディレクター、「熊野マウンテンビル」運営責任者などの活動に加え、タイアカ族の山岳村落の学術研究プロジェクトにも参画する。

「2023年 『山岳新校、ひらきました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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