ウィッチ・ベイビ (ウィーツィ・バット・ブックス 2)

著者 : フランチェスカ・リアブロック 金原瑞人 小川美紀

• 東京創元社 (1999年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[（♡ω♡）さんの感想 · 2014年5月25日]

少女の永遠の課題「私の居場所はどこにあるの？」へ、ひとつの答えを見せてくれる。お手なみ鮮やか！

[ikaikaikaさんの感想 · 2006年4月29日]

ウィーツィ・バット・シリーズ2巻目は、ウィーツィ達の住むコテッジの前に置き去りにされていた、魔女の女の子の話。目は紫、髪はくしゃくしゃ、曲がったつま先。いつもみんながぎょっとするようなことをしでかすんだけど、ドラムを叩けば天才。みんなはウィッチ・ベイビのことを家族と思っているのだけど、自分のルーツをさがすために、ある日、コウモリ形のバッグパックにカウボーイブーツのローラースケートをはいて家を出ます。決して泣かないウィッチ・ベイビがいじらしくてかわいくて泣ける。みんなのことを理解してるのに、他者の痛みや社会悪に人一倍感応できるのに、それを表すことはしなくて、でもウィッチ・ベイビにとってのエンジェルのような男の子に出会って劇的に感情を爆発させます。

[chappyさんの感想 · 2005年6月17日]

ウィーツィ・バットシリーズのなかで一番スキ。
素直になれない、本当はみんなの為になにかしたいのに･･･。

読み終わると強くなれる一冊。マジデスゴイ。