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- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488025090
感想・レビュー・書評
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幕末に鶴屋南北が現れることで現代人も自然な感情移入ができる歌舞伎が生まれます。義理人情が軸になることはなく、悪人が主人公になるピカレスクもの。目まぐるしく変わる人生。大屋根に現れた巨大なガマが、その重みで屋根を崩すという「屋台崩し」の演出などスペクタクルでテンポの速さが特徴です。基調に流れるデカダンな雰囲気もいいですね。歌舞伎公演「天竺徳兵衛韓噺」を観るまえに台本を予習しましたが、ほかの作品も読み進めたいものです。
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『桜姫東文章』所収
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