- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488027339
作品紹介・あらすじ
中断した脚本に込められたのは、「自分とは何か?」という史上最大の謎!? 弱小自主映画制作サークルは、無事に映画を完成できるのか? 『神様のパズル』の著者が贈る、青春エンタテイメント!
感想・レビュー・書評
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映画と哲学。
こんな風に映画って撮れてしまうのか?
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映画完成するのかハラハラして読んだ。
癖のある人ばかりで大変そう。
主人公は結局どうなったのか気になる。 -
とりあえずきっかけはこの表紙に引き付けられ、ジャケ買い(正式にhがジャケ借り)してしまった。
しかし内容は…哲学をテーマにした自主映画作成を行うサークルの様子が描かれているが、とにかくわかりづらかったり、そのくせ行ったり来たりしたり、決してわくわくドキドキで止まらなくなるタイプの本ではない。
しかし!なぜだか途中で読むのをやめるのは非常にもったいなく感じ、結局最後まで彼らと一緒に歩んでしまった。なぜだろう。きっと彼らの議論や出す答えに決してぴんときたりはしないものの、それでも「自分とは何か」に対して必死で追い求める彼らの行きつく先が見たかったのかもしれない。そして、彼らだからこそ最後まで一緒にその歩みを読み続ける気になったのかもしれない。本を読む中で、ふと彼らのテーマである自分という存在やその存在意義を考えさせられ手が止まる場面があった。もちろん答えは出ない。けれど、日常では触れることのないテーマに触れられる機会はそれだけで貴重であったのかも。けど、最後まで読んだ今でも、彼らの完成作品が見たい映画かと言われたら…笑 -
機本さんのSFじゃないお話ははじめてですが、テンポとか、問題解決のシチュエーションなんかは、いつもの感じです。難しい状況で総花的なラストになったのは、少しがっかりしましたが、無難な終わり方ではあります。
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図書館でタイトル&装丁が気になって、楽しみに借りたのだけど、話に全然入り込めず、最初の方で断念…。