【児童書版】妖怪の子預かります1

著者 :
  • 東京創元社
4.19
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本棚登録 : 313
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488028213

作品紹介・あらすじ

弥助は十二歳。親がわりの千弥と貧しいながらも平和に暮らしていたが、ある夜、いきなり妖怪にさらわれ、妖怪奉行所につれていかれる。いやな夢を見た弥助が思わず割ってしまった石が、子どもを預かる妖怪うぶめの住まいだったというのだ。「罰として、うぶめに代わって妖怪子預かり屋になれ」と命ぜられる弥助。それからというもの、毎晩子どもを預けにやってくる子妖怪に振り回される……。トラブルだらけの妖怪ファンタジイ! 著者あとがき=廣嶋玲子

感想・レビュー・書評

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  • 千弥が好き。過保護なところがかわいい。銭天堂の作者さんの他の作品を初めて見た。

  • 『ベニテングダケの話』(堀博美)でベニテングダケが天狗の靴っぽいという所から【天狗】に関する本を探してたら時に発見した『妖怪の子預かります1』(廣嶋玲子)。

    サラッと読める面白いお話で、

    梅吉ファンになりました。

    全部で10巻あるそうで、これは読み応えがありそう。

    さて、ここに天狗は出てくるものの高下駄を履かない天狗だったというオチ

  • 面白かった。

  • このブクログに勧められて読みました。子ども向けだけど、面白かった!続刊に期待です。挿絵が多いのも楽しいですね。

  • 「かいけつゾロリ」を卒業したくらいの小学生に読んで欲しい。

  • 図書館より。

    子供の本かと思って読んでみたら、意外と面白く。
    楽しく読了。 
    主人公は妖怪に縁のある子なのね。
    続きも気になるなぁ。、

  • 978-4-488-02821-3
    C8093¥900E.

    妖怪の子預かります1

    2020年6月12日 初版
    著者:廣嶋玲子(ひろしま れいこ)
    挿画・挿絵:Minoru

    発行所:(株)東京創元社
    ----------------カバー袖より
    「償いとして、子妖怪らを預かり、守ることを命じる!」
    妖怪のお奉行様から、とんでもない裁きを下された弥助、
    その日から毎夜やってくる妖怪たちにふりまわされることに・・・。
    トラブルだらけの、妖怪ファンタジィ。
    ------------------
    目次
     1 弥助と石
     2 妖怪奉行のお裁き
     3 さいしょの子預かり
     4 朱刻とその女房
     5 仲人屋と玉雪
     6 泣き虫津弓
     7 雛の君
     8 久蔵と千弥の昔語り
     9 忍びよる闇、よみがえる記憶
     10 嵐去りて、また来る
    あとがき-----------

    手にした理由
    なんとなく書架に居たこの本によばれた気がして。笑
    手に取ってみたら表紙の絵が好きなタイプだったので。

    読んでみたら、どこかで読んだことある気がすると思ったら同じ作者さんでした。(ふしぎ駄菓子屋銭天堂)

    Cコードでも児童対象の作品ですが、軽く読めて自分にはいいです。自分はどうやら妖怪(モノノケ的であまり怖くないもの限定)が好きなようです。香月日輪さんの作品がすごく好きだったんですが、新作が望めなくなってとても残念でしたが、もしかしたらこのシリーズは楽しめるかもしれないと期待してます。
    あとがきに、このシリーズは子ども用に書き替えたものと記載されていましたので、大人用のものもあるのでしょう。探してぜひ読んでみたいです。

    評価の理由、自分は十分に楽しめました。久しぶりに読み終わって、「次のも読みたい」「あ~、楽しかった」って思いました。
    読書好きの大人の方には物足りないかもですが、目が疲れていて長く読めないとか、時間的にがっつり読むことが難しいときにも手に取れます。

    登場人物
    弥助:千弥の養い子
    千弥:太鼓長屋に住む按摩の青年
    ------------
    上記二人がたぶん主格でそれを取り巻く人たち(モノノケ的なモノも含む)で展開してゆきます。
    不思議な千弥と弥助のなぜ現在この状態なのかって事が書かれており、シリーズの次の一冊を楽しみやすくなります。

    ※メモあり

  • 図書館で読む

  • 手に取ったのが児童書のほうだったのでそのまま読み進めるけど、もとのほうでも読みたかった~!

    内容はかなり好み!白嵐さまキャラ好きすぎる。
    児童書だからさくさく進むのか、抜かれたエピソードはなんなのか……機会があったらきっと読み返しちゃうな……原作で

  • やはり廣嶋玲子先生は凄い…。
    妖怪の子預かり屋さん、という「かみさまのベビーシッター」シリーズ的要素もありつつ。
    しかし子どもも大人も楽しめる妖怪奇譚ぽさもちゃんとある…。
    玉雪の設定とかさ、おばちゃん泣いちゃうよ。
    くそでかうさぎverも見たいよ。
    早く続きが読みたい。

    あと千にいと月夜公から殺す(BL)みを感じたのは私だけではないはずだ(ボソッ)

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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