怪盗ロータス綺譚

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 97
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488028794

作品紹介・あらすじ

「怪盗になる」そう宣言した幼馴染みの蓮に仲間に引き入れられ、安西省吾は東京地方裁判所検事局を辞めてともに欧州に渡った。帰国後、二人はしばらく日本で静養するはずだったが……大人しくするという約束をはぐらかし、蓮は次々と不可思議な出来事を見つけてくる。その度に才知を見せる蓮を、省吾は複雑な胸中で見守っていた。彼の隣に立つのが、凡庸な自分でいいのか、と。〈帝都探偵絵図〉シリーズ、待望のスピンオフ連作集。

感想・レビュー・書評

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  • 【収録作品】グランドホテルの黄金消失/特等席/埋める者 暴く者/すべて当たり籤/光と影のおむすびころりん

    コン・ゲーム。怪盗としての仕事じゃないので、ただ楽しく読める。
    本編はどうなったのだろう。

  • 読了。

  • 2023/08/04 読了。

    図書館から。

    久しぶりに読んだこの世界観。

  • 帝都探偵絵図シリーズのスピンオフ。

    本編の展開が衝撃だったので、その後の二人(というより安西さん)の様子が知れて良かった。

  • 〈帝都探偵絵図〉シリーズのスピンオフ。欧州に渡った怪盗ロータスと幼なじみの省吾が帰国し、不可解な出来事に出会う短編集である。
    怪盗というより探偵として詐欺師を騙す詐欺師みたいになっていて楽しい。
    それにしても蓮の変装術はルパン並みですごい。

  • 大人しくしてるつもりが頼まれごとばかり。誰を騙して騙されてるのかよくわからなくなった。

  • 鬱屈してる省吾とハツラツ蓮

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著者プロフィール

1975年生まれ。秋田県出身。2008年、第2回ミステリーズ!新人賞最終候補作となった短編を改稿、連作化した短編集『人魚は空に還る』(東京創元社)でデビュー。他の著書に『クラーク巴里探偵録』(幻冬舎)、『百年の記憶 哀しみを刻む石』(講談社)などがある。

「2019年 『赤レンガの御庭番』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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