死の館の謎 (創元推理文庫 M カ 1-16)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488118136

感想・レビュー・書評

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  • 主人公のジェフは著者の若い頃をモデルにしている。ロンドンからニューオリンズに帰省したジェフ。17年前に謎の死傷事件の起きた死の館へ、館にはスペイン船の財宝が隠されているのか?著者の若い頃の見聞と歴史的背景が描かれ生き生きとした猫写。財宝の謎、殺人事件の真犯人は?一般的な評価よりかなり面白い。

  • ニュー・オーリンズ3部作の3作目です。
    時は1927年4月です。
    ニュー・オーリンズに生まれ、パリに遊学中の歴史小説作家ジェフは友人デイヴの奇妙な手紙に誘われて久しぶりに故国アメリカの土を踏みます。
    デイヴは祖父がイギリスから屋敷のまま買いとって改築した由緒ある建物デリース館に妹と2人して暮らしています。
    ですが、その家には死の館という別名のあるように過去に奇々怪々な事件が起こっていたのです。
    そして、ジェフを待ち受けていたのは人知を超えた不可思議な事件だったのです。
    おもしろい要素が盛り込まれていて楽しめます。

  • 大味だ、あまりにも大味だ。
    作品の構築したトリックが単なる研究成果の発表会と化し、全くの自己満足となっている。
    “老いてなお、最新の知識を導入し、斬新な試みに挑む”とでも云いたかったのだろうか?

    しかし、なおざりにされた登場人物の多い事!
    そして最後には一人二役…。
    もうリュパンシリーズで食傷気味だ!!

    昔のカーは少なくともこうじゃなかった、なんて思わされた一冊だ。

  • 2008/12/22購入

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