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- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488120115
感想・レビュー・書評
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20代の独身刑事ショーンは勤務の帰りは川べりを歩いて帰った。ある夜その橋から身投げしようとした女性を救う。女性は事業家の父と暮らしていたが、ある占い師から父がまもなく死ぬと予告されていた。メイドの住むアパートに住むその占い師は、これまで父の乗る飛行機の事故、株の売買、などことごとく占いがあたっていた。
ショーンは事件性を感じ取り、上司と占い師近辺を探り始める。
これも始まりが真夜中、途中現われる怪しげな人物たちの登場も夜、そして主人公は若い男女。自殺しそうになった女性は夜の星を恐れ、「どこかあれの見えないところへ連れて行って。空のかくれるところへ。あんなにきらきらーー千の眼がーー」とショーンに言う。NIGHT HAS A THOUSAND EYES たまらない修飾文だ。
今回は「占い」という今までにないものが出て来て、筋的にはちょっとゆるいかな。
1945発表
1979.7.20初版 1995.4.7第15版 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示
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