スペイドという男―ハメット短編全集 (2) (創元推理文庫 (130‐5))

  • 東京創元社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488130053

感想・レビュー・書評

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  • 有名な長編よりも短編が思いがけず凌駕した作家パターンでした。
    有名シリーズに挟まれた無名だけど珠玉の短編が良かった!

  • 81009.184

    「休日」「夜陰」なども味わいがあって良かった。

  • 翻訳のせいか、そもそも原作の時点でそうなのか、どうも状況が文章から伝わりにくい。
    どういう状況なのか、台詞も誰に何を言っているのか、何を言いたいのか、全然分からない。

  • 短編集というのは評価がしにくい。
    平均的な水準の作品ばかりが並んでいると、つまらない印象を受けた1編ないし数編が妙に目立ってしまい、評価を下げるような結果に繋がるし、またつまらない作品が数編あっても傑作と呼べる極上の1編があれば評価は俄然高くなるから困りものだ。
    そこでこの短編集は、と云えば前者に含まれる。
    「殺人助手」という登場人物が乱雑に出てくる1編のつまらなさが頭に残っていてあと一歩という感じ。
    でも目次を見ると結構好感の持てる作品があるのも確かだから…。ああ、困った、困った。

  • 2009/6/12購入

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著者プロフィール

1894 年アメリカ生まれ。1961 年没。親はポーランド系の移民で農家。フィラデルフィアとボルチモアで育つ。貧しかったので13 歳ぐらいから職を転々としたあと、とくに有名なピンカートン探偵社につとめ後年の推理作家の基盤を作った。両大戦への軍役、1920 年代の「ブラックマスク」への寄稿から始まる人気作家への道、共産主義に共鳴したことによる服役、後年は過度の飲酒や病気等で創作活動が途絶える。推理小説の世界にハードボイルドスタイルを確立した先駆者にして代表的な作家。『血の収穫』『マルタの鷹』他多数。

「2015年 『チューリップ ダシール・ハメット中短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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