- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488167011
感想・レビュー・書評
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今年の正月のウルトラセールで購入していた本。
黒後家蜘蛛の会とは、特許弁護士のアヴァロン、暗号専門家のトランブル、作家のルービン、有機化学者のドレイク、画家のゴンザロ、数学者のホルステッドの六人が、毎月一度開く晩餐会のことで、基本的にはゲストを一人招いて、その人を中心としながら、様々なジャンルの話を楽しむといった趣旨なのだが、何故か話の道筋は謎解きへと逸れてゆき、各人、それぞれに培った知恵を駆使して挑むのだが、最終的に解決するのは、いつも給仕のヘンリーといった、お決まりといえばお決まりの型のある、安楽椅子探偵もの。
読み始めて、謎解きに至るまでの話が、あまりに専門的過ぎて理解出来ない箇所も多かったが(聖書や「イリアス」各章を五行詩に書き直すとか)、その独特な雰囲気を味わうだけでも次第に楽しくなってきて、最初、各人の個性が分かりづらかったのも、回を増す毎に愛着が湧いてくるようなストーリーテリングも上手いと感じ、その中で、各人の本職やプライベートを絡めた展開や、誰かが欠席していたり、ゲストのいない回もあったりと、マンネリ化させない細やかさも感じられたのが印象的な上に、それぞれのストーリーが単独ものとしても、連作ものとしても楽しめるのもポイント。
そして、肝心の謎解きだが、それまでの専門的な話に反して、意外とシンプルなところに着地するパターンが多いのが面白く(しかし謎の種類は多岐に渡っている)、そのあまりのシンプルさには、普段私たちが考え得る可能性の一つとして無意識に入れていないような、人間心理の裏を突いた感があり、改めて、物事をよく見て考えるということの深さを教えられたと共に、そこには、給仕ヘンリーの魅力的な一面も感じられた。
それは、彼自身の素敵な人柄も反映されており、自分からは決して前に出ず、謎を解いても自慢したりしない、彼の印象的な言葉、
『皆さまが謎を解明なさるのです。わたくしはただ落穂拾いをいたすだけでございます』
『わたくしはただ、残った道を行ってみただけのことでございます』
といった、彼の謙虚な姿勢には、単なる上辺だけのお世辞ではない、彼自身が心から給仕という仕事を楽しんでいる様子やメンバーへの思いが窺えて、それを知っているからこそ、普段顰め面の多い、トランブルですら、
『きみが給仕してくれないなら、こんな会に出て来やしない』
と言わしめるくらいの信頼を、各人から寄せられているのも、他の人にはない、彼ならではの視点による考え方に尊敬の念を抱くのだろうと思わせるものがあって、そんな視点の根拠の一つとして、彼自身のとても印象的な台詞がある。
『今は自由の時代』
『わたくしは、これがいいのです』
70年代という物語の舞台に於いて、というか、いつの時代でも変わらないのだろうとは思うが、周りに合わせるのではなく、自分にとって、これがいいと言えるものを持ち続ける人への憧れというのは、長く生きていればいる程、より強く実感出来るものがあり、そんな憧れの気持ちもあるからこそ、ヘンリーはただの給仕ではなく、ブラックウィドワーズ(黒後家蜘蛛の会)の名誉会員なのであろうし、しかも独り善がりではない、そんな人間性を持った安楽椅子探偵というのも、渋いながら非常に忘れ難い魅力があると、私は思うのである。
そして、最も印象的だったのは、実は作家のアシモフであり、その彼自身の多彩な興味による博識な一面(SF、ミステリ、シェイクスピア、生化学者、歴史学者、等々)を持ちながら、まえがきや、各話のあとがきで書かれた、読者に対する気遣いがとても印象深く、そこでの本音を曝け出す一面には、これだけオープンな推理作家も珍しいなと好感的に思われて、私にはまるで今もアシモフが生きていて、そこには、手紙のやり取りをしているかのような人懐こい親近感も漂わせていたのである。 -
BLACK WIDOWERSという、特許弁護士、暗号専門家、作家、有機化学者、画家、数学者の6人が毎月1回集まり四方山話をする。話のオチがミステリじみると、毎回真相を言い当てるのは給仕のヘンリー、という裏表紙の説明。
第1話「会心の笑い」(エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン1972年1月号掲載)
ゲストに迎えた私立探偵のバートラムの話。アンダースンとジャクスンは共同で仕事をしていたが、アンダースンはいろいろな物を集める趣味があったが、何かが無くなっているが、部屋が乱雑すぎて何が無くなっているか分からないのだという。アンダースンは何が無くなっているのか、探してくれという。分かっているのは、ある日ジャクスンがアタッシェケースを持って部屋に来て、会心の笑みを浮かべて部屋を去ったことだと言う。さてジャクスンは疑い通り何かを盗んだのか? ・・その何かは最後に明かされるが、なるほど、となる。
第一集には計12話。
まえがきによると、
アシモフというとSF作家のはず、と思ったが興味は多方面にわたり、ミステリにも昔から興味があったとのこと。
1971年にエラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジンの金髪の女性編集部長から短編を書く気はないかと言われ、しめた、と思い第1作「快哉」を書き、雑誌では「会心の笑み」と変えて載せられた。自分なりのひねりのきいた話を書きたいと思ったが、すでにアガサ・クリスティが事実上考えられる限りのトリックをすべて、使い果たしていた。そこで、俳優デイヴィッド・フォードを訪ねた際、彼の部屋には珍奇なものが所せましとおかれていて、誰かが何かを持ちだしたのには違いないのだが、それが何か分からないのだ、と語った話がヒントになり、第一話が生まれたという。この、集まりでメンバーが話をする、というのはクリスティの「火曜クラブ」でもそうですね。
アシモフはまだこの本以外読んでないので、SFも読んでみようかと思う。
1974発表
1976.12.24初版 2009.11.20第42版 図書館 -
それぞれ専門家である会員が聖書・童謡・不思議の国のアリス・シェイクスピアなどについてのうんちくを、ああでもないこうでもないと言い合うのを楽しむ本なんだろうけど、文化が違う・年代が違うので理解が及ばない箇所が多かった。翻訳も古くて言葉を調べながら読んだのもあって、なかなかページがすすまない。読むのに時間かかった。
パズルストーリーなんだけど人間ドラマがちゃんとあって、ただ無味乾燥なパズルで終わってない。
毎話アシモフのあとがきがついていて、旅先で手書きで書いたとか騒音も話のネタにすれば気にならない、創作は身を助ける、なんて書いてある。こういうのが本編以上に面白かったりした。 -
アシモフを読むのは初めて。物凄い昔の人と思っていた。何故だろう。
兎も角、大昔のSFの人と思っていて、読んだことが無かった。
化学者、弁護士、暗号専門家、画家、数学者、作家が定例の女性禁制の晩餐会。ゲストが齎す謎に侃々諤々。文学や聖書や諸々に博覧強記ぶりを発揮するが、最後に給仕のヘンリーがおずおずと真実を言い当てる。
ミステリーは吃驚するような凝ったものではないけれど、6人の悪口、罵詈たっぷりの会話が面白い。6人がヘンリーの推理力を尊敬しているのと、自分の立場をわきまえているヘンリーの奥床しさが良い。
罵り合いながら、つるんでるオジサン達が面白くて、飽きずに読み切った。
まだ、シリーズは続くらしい。さて、どうしようかな。 -
金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18431
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN02499283 -
「アイザック・アシモフ」の連作ミステリー作品『黒後家蜘蛛の会 1(原題:the Black Widowers 1)』を読みました。
久しぶりにミステリー作品を読みたくなったんですよね。
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思考することは、それ自体が無上の娯楽だ。
〈黒後家蜘蛛の会〉の会員――化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の六人、それに給仕一名は、毎月一回晩餐会を開いて四方山話に花を咲かせていた。
が、いったん話がミステリじみてくると会はにわかに活況を呈し、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する!
安楽椅子探偵の歴史に新しい一ページを書き加える連作推理譚。
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ニューヨークのミラノ・レストランで月1回行われる「黒後家蜘蛛の会(ブラックウィドワーズ)」という名の例会、、、
化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家のメンバーのうちの一人がホストを務め、ホスト役のメンバーが呼んだ一名のゲストが参加して、食事をしながら四方山話をする… その話の中でゲストが提示する謎について、メンバーがそれぞれの専門知識を駆使して解こうとするが、初老の給仕「ヘンリー」が、いつも真相を言い当てるという展開の連作ミステリーで、以下の13篇が収録されています。
■ まえがき
1 会心の笑い (The Acquisitive Chuckle)
2 贋物(Phony)のPh (Ph as in Phony)
3 実を言えば (Truth to Tell)
4 行け、小さき書物よ (Go, Little Book!)
5 日曜の朝早く (Early Sunday Morning)
6 明白な要素 (The Obvious Factor)
7 指し示す指 (The Pointing Finger)
8 何国代表? (Miss What?)
9 ブロードウェーの子守歌 (The Lullaby of Broadway)
10 ヤンキー・ドゥードゥル都へ行く (Yankee Doodle Went to Town)
11 不思議な省略 (The Curious Omission)
12 死角 (Out of Sight)
『会心の笑い』は、何を盗まれたのかがわからず、盗まれたモノが何かを推理する物語、、、
その事件に給仕の「ヘンリー」が関わっているとは思いませんでしたが… "心の平和"を盗んだという真相は想定できましたね。
でも、なかなか意外な展開と素敵なオチで、巧くまとまっていました。
ホストは特許弁護士の「ジェフリー・アヴァロン」で、ゲストは私立探偵の「ハンリー・バートラム」です。
『贋物(Phony)のPh』は、勉強ができなかった知人が博士号を取ると言い出し、遂に最難関とされる教授のテストにトップで合格した理由を推理する物語、、、
どうやってカンニングを成功させたのか… って、考えてしまうんですが、それでミスリード。
逆転の発想ですね… テストは教職員が作るものという固定観念があると、見事に騙されてしまいますね。
ホストは暗号専門家の「トーマス・トランブル」で、ゲストは大学助教授の「アーノルド・ステイシー博士」です。
『実を言えば』は、今夜のゲストで正直者の「ジョン・サンド」の叔父の会社の金庫から現金と証券が盗まれ、「サンド」が容疑者となっていることから、その真相を推理する物語、、、
「サンド」は「ぼくは、現金もしくは証券を盗ってはいない」と証言します… うーん、確かに「サンド」は嘘をついていないのですが、ちょっと騙された感じですねぇ。
まっ、"or"と"and"の使い分けを見分けられるかどうかですね。
ホストは画家の「マリオ・ゴンザロ」で、ゲストは会社員の「ジョン・サンド」です。
『行け、小さき書物よ』は、マッチブック(お店の宣伝用で使われている紙マッチ)蒐集家がマッチブックを利用して何らかの情報漏洩に関わっていることがわかったことから、その情報伝達方法を推理する物語、、、
相変わらず「ヘンリー」が冴えています… 確かにこの方法だとマッチブックを利用して約10億通りのメッセージを伝えることが可能ですよね。
ホントにスパイ活動に使えそうです。
ホストは作家の「イマニュエル・ルービン」で、ゲストは編集者の「ロナルド・クライン」です。
『日曜の朝早く』は、「黒後家蜘蛛の会」のメンバーである「マリオ・ゴンザロ」の妹が殺された事件の犯人を推理する物語、、、
必ず朝8時には目が覚めるという「ゴンザロ」の体内時計を逆手に取ったトリック… 「黒後家蜘蛛の会」が解散後に、「ヘンリー」が、そっと「ゴンザロ」にだけ推理を説明するところが粋でした。
サマータイムの習慣がないので、このアリバイトリックには、今ひとつピンと来なかったですね。
ホストは数学教師の「ロジャー・ホルステッド」で、ゲストはなしです。
『明白な要素』は、合理主義者ばかりの「黒後家蜘蛛の会」のメンバーたちに、「エルドリッジ博士」は奇妙な預言者の話をする、、、
スーパーのレジをしていて万引き犯の来店を予言したり、遠く離れたサンフランシスコの火事を細部にわたり予言したり… 彼女は本当に超能力者なのか。
超自然現象を信じるか、信じないのか… それで判断は大きく変わるのですが、え~っ そんなのあり!? という感じの真相でしたね。
ホストは暗号専門家の「トーマス・トランブル」で、ゲストは異常心理学の准教授「ヴォス・エルドリッジ博士」です。
『指し示す指』は、養父が遺した遺産の隠し場所を推理する物語、、、
亡くなる直前に指差した書棚には「シェイクスピア」全集が… その中に隠し場所のヒントが隠されていると思い、「黒後家蜘蛛の会」のメンバーたちは博識を活かして解明に努めます。
わかってみれば、単純な仕掛けでしたねぇ… 相変わらず「ヘンリー」の推理が冴えていましたね。
ホストは特許弁護士の「ジェフリー・アヴァロン」で、ゲストは科学評論家の「サイモン・レヴィ」です。
『何国代表?』は、ミス・アースコンテンストの美女が狙われているという情報をもとに、どの国の美女(代表)が狙われているのかを推理する物語、、、
「イゼベルらに禍あれ、ラハブに死よ下れ」という脅迫状から推理を進めるのですが、聖書に関係した会話についていけず理解が足りませんでしたね。
ホストは画家の「マリオ・ゴンザロ」で、ゲストは警官の「アロイジアス・ゴードン」です。
『ブロードウェーの子守歌』は、ホストの「イマニュエル・ルービン」の自宅マンションで聞こえる謎の音(大工の音?)の原因を推理する物語、、、
ちょっとしたご近所の騒音問題かと思っていたら… 実は大がかりな犯罪組織が絡んだ事件でしたね。
「ルービン」の自宅に入った強盗事件等をもとに「ヘンリー」が大胆な推理をします。
ホストは作家の「イマニュエル・ルービン」で、なんとゲストは給仕の「ヘンリー」です。
『ヤンキー・ドゥードゥル都へ行く』は、陸軍における情報漏洩事件の犯人グループを推理する物語、、、
容疑者が無意識に唄う鼻歌がヒントになっているのですが… その歌"ヤンキー・ドゥードゥル都へ行く"の歌詞も意味もわかってないので、理解不足&消化不良でしたね。
ホストは特許弁護士の「ジェフリー・アヴァロン」で、ゲストは陸軍大佐の「サミュエル・ダウンハイム」です。
『不思議な省略』は、亡くなった友人が遺してくれた遺産の隠し場所を推理する物語、、、
ゲーム好きな友人は「アリスの不思議な省略」というヒントを遺していたことから、「黒後家蜘蛛の会」のメンバーたちは博識を活かして解明に努めます。
「ルイス・キャロル」作品の『鏡の国のアリス』のことや、チェスについてはほとんど知識がないので、これまた理解不足&消化不良でしたね。
ビショップの駒にまで到底辿り着けません… ちょっと残念。
ホストは数学教師の「ロジャー・ホルステッド」で、ゲストは老人の「ジェレミー・アトウッド」です。
『死角』は、船旅の途中で機密扱いの情報を奪われたことが判明し、その犯人を推理する物語、、、
船の食堂で食事をともにした七名が疑われますが… 実は、もう一人の人物が。
「ヘンリー」が見破るというオチもイイですね。
ホストは暗号専門家の「トーマス・トランブル」で、ゲストはNASAの研究員「ウォルドマー・ロング」です。
「黒後家蜘蛛の会」は、ニューヨークに実在したSF作家たちの集まりで、「アイザック・アシモフ」本人も参加していた「Trap Door Spiders」というクラブをモデルにしたんだそうです。
本作は5巻までシリーズ化されているみたいですねぇ… 機会があったら、続篇も読んでみたいですね。
以下、主な登場人物です。
「ジェフリー・アヴァロン (Geoffrey Avalon)」
特許弁護士。
身長74インチ(約188センチメートル)の長身。
「トーマス・トランブル (Thomas Trumbull)」
暗号専門家。
政府の情報機関に勤務している。
食前酒の時間に遅刻するのが常習で、その際に大げさな言い回しでヘンリーにスコッチのソーダ割りを注文する。
「イマニュエル・ルービン (Emmanuel Rubin) 」
作家。
マンハッタン在住。
アイザック・アシモフから友人と呼ばれていると自称し、アシモフのエピソードを語ることもある。
「ジェイムズ・ドレイク (James Drake)」
最古参のメンバー。
「マリオ・ゴンザロ (Mario Gonzalo) 」
画家。
ゲストの似顔絵を描く。
「ロジャー・ホルステッド (Roger Halsted)」
数学教師。
5行戯詩に凝っており、古代ギリシア詩作『イリアス』の各エピソードを5行戯詩に再構成していたこともある。
その際には、韻脚を踏んだ言い回しが、他のメンバーにも伝染した。
「ヘンリー (Henry)」
ミラノ・レストランの給仕。 -
各界の専門家6人が月一回集まって、身近なミステリーをネタにああでもないこうでもないと、たわいもない推理ごっこをしながら会食をする気の合う仲間の集まり。しかし最後は給仕のヘンリーが真相を(その場で皆が納得するもっともらしい答えを)披露する。頭の体操のような気楽な謎解きだから楽しく読めます。みんなのペダンティックな知識の見せ合いや背後の人間関係も楽しめます。最初は控えめなヘンリーの慇懃な態度からの事件を解決した後のドヤ顔(顔は見えませんがそんな気がする描写はある)に段々腹が立ってきますが…
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「会心の笑い」「実を言えば」のロジカルな謎解きがすばらしい。拍手!
コラムのようなミステリ。
コメントありがとうございます(^^)
土瓶さんにとって、思い出深い作家なのですね。
SF自体、あまり読まないので、...
コメントありがとうございます(^^)
土瓶さんにとって、思い出深い作家なのですね。
SF自体、あまり読まないので、実はよく分かっていないのですが、確かにアシモフの「まえがき」には、『鋼鉄都市』(1953)と『はだかの太陽』(1957)の二つの長編のタイトルが書いてあります。
それから、巻末の作品リストのアシモフの紹介文にあった、『銀河帝国の興亡』シリーズが有名だそうですが、まえがきの二作には、ミステリの要素もあるらしく、彼はどちらの分野にも興味があったようですね。
調べてみたら、短編集『わたしはロボット』(1950)の中で示したそうで、すごい方なのですね。
調べてみたら、短編集『わたしはロボット』(1950)の中で示したそうで、すごい方なのですね。