氷の女王が死んだ (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ソ 1-2)
- 東京創元社 (2002年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488203030
感想・レビュー・書評
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海の上のカムデン#2。不穏なタイトルにそぐわない、かわいいおばあちゃんの表紙。これ、まさかの閉じこめられて困っている場面。全体に漂うほげっとした雰囲気を象徴している。
150cmの丸々してかわいいおばあちゃんアンジェラと、カフタンに宝石ぎらぎらのマツコ・デラックスルックのキャレドニア。経験からくる直観と空気の読まなさで突き進む。会話のおかしみ。前作に続いて、楽しく読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ二作目を読み終わり、私はこのシリーズをまた読むことを確信した。面白い‼️
アンジェラとキャレドニアのコンビももちろんだけど、他の入居者たちも個性的で憎めないキャラクターばかり。刑事さんが二枚目俳優に似ていてぽーっとなる感じもほほえましい。
恋愛真っ只中の世代じゃないから安心感もあるし。こういう老後に憧れるが…そんなリッチな生活層ではないので、せめてキャレドニアなようなお友達がほしいものです。 -
シリーズ2作目。
いつ読んでもシュミットさんの料理が美味しそう。
地下の倉庫に閉じ込められたり、インフルエンザに罹ったりしながらも調べまわり、事件解決のお手伝い。
アンジェラとキャレドニアの掛け合いが大好き。 -
再読~。
海外ドラマに向きそうで、見てみたい!
相変わらず料理が絶品な感じでうらやましー。 -
嫌われ者の新参者が殺され、聞き込みを開始したアンジェラとキャレドニア。捜査開始後も事件は続く。
殺伐とした事件が起きているが、場所がカムデンだからか、二人のおっとりした老婦人が探偵役だからか、緊張感がなく、のんびり読める。二人の掛け合いが楽しい。 -
高級老人ホーム「海の上のカムデン」シリーズの第二作。
今度は、入居以来意地の悪さで周りを傷つけていた老女が殺られた。
もちろん、アンジェラは、今回もキャレドニアとともに、
マーティネス警部補を助けるべく捜査を開始する。
被害者の地下の倉庫を見に行って閉じこめられたり、
インフルエンザを引き込んだりしながら、
最終的には犯人逮捕とさらなる殺人を防げて良かった、良かった。
面白かったのは心配する警部補に聞き込みを禁止され聞き込みしないことを約束したのに、
アンジェラもキャレドニアモそれぞれ捜査活動をしていた場面。
それに、麻薬取引捜査官に「ここは素晴らしいところです」と、
マーティネスと部下が力説する場面。
なんだ、気に入ってるんじゃない。 -
サンディエゴ近郊にある高級老人ホームを舞台に起こるシリーズ第二弾目。
あいかわらず、いい味をしたキャラのおばーちゃんやおじーちゃんが登場します。
でも際立っているのはやっぱり主人公のアンジェラとキャレドニアですねぇ^^
推理小説として読むと、ちょっと物足りない部分はあるものの、破天荒なこの2人の言動に笑わされて読むことができます。
第一弾目よりはパワーダウンはしているものの、次作を読むのが楽しみですよん♪ -
解毒されたババアに価値は無し