- Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488245092
作品紹介・あらすじ
外海に流されようとしていた死体は地元出身の若い新聞記者だった。病気休暇中のペレス警部も捜査に復帰し、再びシェトランド島を舞台に展開する現代英国本格の新たな傑作。
感想・レビュー・書評
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前作の悲劇のため休暇中だったペレス警部がインヴァネス署のウィロー警部らと共に捜査に参加する。ペレスの再生やウィローの過去など今後が気になる。前作同様心の声入る文章が面白くずっと読んでいたい。サンディ刑事の描写かわいい。
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fukayanegiさん、おはようございます♪
そうそう、今回ペレスの復調を待つサンディの頑張りが健気でいいですよね!「よしよし」と頭を撫...fukayanegiさん、おはようございます♪
そうそう、今回ペレスの復調を待つサンディの頑張りが健気でいいですよね!「よしよし」と頭を撫でたくなりました笑
2023/11/19 -
111108さん、おはようございます。
コメントありがとうございます!
このシリーズ、すっかり先を行かれてしまいましたが、自分も再開しまし...111108さん、おはようございます。
コメントありがとうございます!
このシリーズ、すっかり先を行かれてしまいましたが、自分も再開しましたー。
心の声が今まで以上に気になりますw
サンディくんはこの後も成長を見せそうなので、楽しみです。2023/11/19
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4部作で終わった「シェトランド四重奏(カルテット)」に続く新シリーズ。
ジミー・ペレス警部シリーズということのようです。
スコットランド最北端のシェトランド諸島。
地方検察官のローナは、家の近くで不審な小船を発見します。
被害者は地元出身の若い新聞記者で、何かの取材に戻っていたらしい。
ジミー・ペレスはいまだ病気休職中。幼い娘と暮らしています。
ペレスの部下でいささか頼りないサンディ刑事が迎えたのは、本土から派遣された女性警部ウィロー・リーヴズ。
慣れない土地で型通りの捜査をきちんと進めるといった感じで、失意のペレスもしだいに参加することに。
この島には珍しい都会的なキャリアウーマンのローナと真面目でナチュラルなウィローで新しい雰囲気に。
前作の衝撃的な結末、あのままではあんまりですよねえ‥
気が優しく人の話を聞き出すのがうまいペレスの個性と、島の自然や暮らしがありありと目に見えるような描写はそのまま。
この繊細で丁寧な感触がなんとも心地よくて、嬉しい。
ペレスの人生の変化に加え、島のエネルギー問題なども時代とともに増えているのか、少し雰囲気を変えてきているのも感じます。
だんだんと、ペレスも再生に向かうのでしょう。
期待してます☆ -
ペレス警部第二シリーズ開幕。前シリーズで完全に打ちのめされた彼の人生が少しずつ回復していくのが嬉しい…まだ折に触れ後悔と絶望の芽がチクチクと顔を覗かせるが。それにしても、サンディ君がここまで頼りがいのある男に成長するとは、一作目を読んだ時点で誰が想像できただろうか!しかしこんな狭い島の中でこんだけ殺人事件起きるとか、コナン君かよ、と突っ込みたくなることは内緒だけどね。
(余計なことかもしれないが、帯に大胆なトリック、とあるのは頂けない。本シリーズの魅力はそこではないと思う。)