赦されざる罪 (創元推理文庫 M ケ 1-9)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (652ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488282097

感想・レビュー・書評

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  • 警察のまねごとをして、自分がすごいんだぞとアピールする人間が、ピーターの周りには2人いるってことが判明したw
    ちょっとシンディが出しゃばるところは、本当にイライラして読むのがしんどかった。

  • デッカー刑事第六弾。

    神様、お赦しください。
    病院からさらわれた赤ん坊が、
    デッカー刑事の娘でないと判った時に
    思わずほっとしてしまいました。

    ほぼ同じぐらいに生まれた赤ん坊が
    病院からさらわれ、
    他人事とは思えないデッカーは、
    リナが産後に手術を受けたにも関わらず、
    捜査に乗り出す。

    消えた看護師の車から焼死体が発見され、
    美人の歯医者さんが再登場。
    結婚してたけど。

    刑事の娘が捜査に興味を持ち、
    刑事のまねごとをするのは
    どこかで見たような気がする。
    警官の道を目指すのだろうか。

    どうも毎回、家族関係が事件の根っこにある気がしてきた。
    不満じゃないんだけど。

  • ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ第6作。

    ピーターとリナとのあいだに可愛い赤ちゃんが誕生したものの、思わぬ事態に見舞われてしまう。時を同じくして、よその赤ちゃんが病院から誘拐され、看護婦が失踪する事件が起きる。

    過去の作品ではほとんど出番がなかったピーターと先妻との間の娘シンディが、今回は数々の場面に登場。重要な役回りを演じる。複雑な家族関係でありながら、温かい家庭を築こうと努力するピーター一家の姿が微笑ましく、ほっとさせられる。

  •  リナあんどデッカーシリーズの6作目。色々あった二人だけど、子供が生まれました。で、その病院で新生児が誘拐され看護婦が失踪する事件がおこる…。病院が舞台のせいか、かなり旦那のジョナサンの作風に近かった気がする。解説にもあったけど、確かにミステリー色は薄い。でも、そんなことどうでもいいやって思わせる作風はすごい。膨張するステップファミリーの姿に胸が熱くなる。
     最後が、え? って終り方だった。でも、この終り方にしたところがそばに心理臨床医がいる所以なんだろうなって思ったりして…。(え? なんだけどリアル)人は、歪んでいるものだ。その歪みも含めてきちんと見詰めるってことなんだと

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