鉄の絆 下 (創元推理文庫 M コ 6-5)

著者 : ロバート・ゴダード 越前敏弥

• 東京創元社 (1999年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[touchthepeakさんの感想 · 2011年7月31日]

久しぶりにゴダードの小説を読了。
この作者の作品らしく、上下巻の大長編だが、初期の名作群と比較するとストーリーに深みが足りず、やや退屈。
感情移入できるような魅力的なキャラクターがいれば、もう少しストーリーに没頭出来たかも知れないが．．．

[antenna74さんの感想 · 2008年9月17日]

上巻よりはスラスラ進む。なじみのない名前が並ぶので、具体的に全員の顔が思い浮かべることができないっていうのが問題なのでは？と思ったり。

著者プロフィール

1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、作品を次々と世に問うベストセラー作家に。『隠し絵の囚人』(講談社文庫)でMWA賞ペーパーバック部門最優秀賞を受賞。他の著作に、『還らざる日々』『血の裁き』『欺きの家』（すべて講談社文庫）など。

「2017年 『宿命の地（下）　1919年三部作　3』 で使われていた紹介文から引用しています。」