ホペイロの憂鬱 JFL篇 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 152
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488411114

感想・レビュー・書評

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  • 爽やかで非常に読みやすい。
    テンポが良いのでグングン読めます。
    もう少し内容に深さがあればさらに良いんだけどな。。

  • (収録作品)カンガルーの右足/ヤム芋ストライカー/迷惑フラッグ/忘れ物リング/盗まれポスター/行方不明ベア

  • ゆるーい推理、でもサッカー好きをこそっとくすぐるネタが満載でクセになる。

  • ほのぼのとした日常の謎系のミステリーです。

    連作短編集なので、軽く読めます。

    つい最近まで超長編を読んでいたので、

    楽に読めてしかも面白くてよかったです。

    表紙のイラストも可愛くて気に入っています。

    次はJ2編です。

  • サッカー小説はとりあえず読む。
    ということで買いました。
    サッカー選手にとっての武器、スパイクのメンテナンスを行う職業、「ホペイロ」。
    (ホペイロって用具係のことかと思ってましたが、スパイク係なんですね。)
    JFLチームでホペイロを務める主人公がクラブで起こるさまざまな事件を仲間たちとワイワイ解決します。
    ま、事件と言っても些細なことばかりで、ほのぼのーと読める。
    涙も爆笑もないと思うので、全然なんてことはない本ですが、肩肘張らずにリラックスして読めるので結構気に入っています。
    あんまり「この本で人生が変わりました!」みたいなことはないでしょうが、こういうのも人生には必要だよなーと思います。
    気合いの入った本ばかり読んでたら疲れちゃうしね。

  • 私は日常系ミステリが好きで、サッカーを学びたいと思っていて、最寄の書店で創元推理文庫を見ていて出会った本。

    この先ネタバレを含みます。



    ミステリとしてはすこし浅いような気もするけれど、楽しく読むことができた。
    欲を言うなら、もっと坂上くんに探偵役らしいひらめきをしてほしかった。まあ、他の人の言葉や行動が解決の助けになりやすいというのは日常系の好きな部分ではあるけれど。
    撫子さんとの微妙な関係を続けて欲しい。定番だが素敵だ。

    好きだったのは「忘れ物リング」の終わり方、「ヤム芋ストライカー」アモちゃんのキャラ、「カンガルーの右足」
    なんだか救われない、というのも私は好みなんです。

    J2編も買おうと思います。

  • 主人公がホペイロってだけで驚きなのに舞台がJFLとは凄い。「日本代表でもなく、Jリーグでもないサッカー」が日本にあるんだよってことを教えてくれる一冊。JFL以下の楽しさを詳しく知りたい方には宇都宮徹壱さんの『股旅フットボール』をお勧めします。

  • 2011/10/27

  • 爽やかな他愛なさ。

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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