- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488443122
作品紹介・あらすじ
夏休み最中の八月四日,向坂香織たち風ヶ丘高校新聞部の面々は,取材で市内の穴場スポットである,丸美水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると,B棟の巨大水槽の前で驚愕のシーンを目撃。な,なんとサメが飼育員と思われる男性に喰いついている! 駆けつけた警察が関係者に事情聴取していくと,容疑者は11人にもおよぶことに。しかもそれぞれに強固なアリバイが……。袴田刑事は,仕方なく妹の柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。“若き平成のエラリー・クイーン”が,今度はアリバイ崩しに挑戦。
感想・レビュー・書評
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キャラクターに深みが増した。
それだけでも面白い。
謎解きはもっと面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作の体育館の殺人が面白かったので、こちらも読んでみました。登場人物は基本前作と同じですが探偵役の男の子の妹がチラッと出てきたりしているのでシリーズ化確定ですね。
ストーリーは序盤は卓球部の主人公の試合場面と、水族館での殺人事件が交互に切り替わりつつ進んでいきます。他の方の感想にもありましたが卓球部側のシーンは必要なのか…。主人公が水族館に行くのではダメだったのか。。
水族館の登場人物が多くて覚えきれず名前が出てくる度に巻頭の登場人物紹介を見ながら読み進めましたが、キーとなる人物は限られているので途中からはそれほど苦ではなかったです。
いつものように犯人は当てられるまでわかりませんでしたが、なぜ紙が散乱してるのか、なぜ水滴が落ちているのか…などなど、一つ一つの?を理詰めで追求していくと解けるようになっている…ようです。(わたしは見抜けませんでしたが。。)
犯人の動機に関して、探偵くんと犯人が会話しているシーンが最後にあるのですが、犯人の奥底の気持ちはあんなラストでバラす必要あるのでしょうか??敢えて曝け出す必要あったのかな?急にあれれ?って思ったのはわたしだけでしょうか。
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卓球部パートいらない
あとモップがなんだって? -
裏染天馬シリーズの2作品目 読みました。
容疑者11人もいてしかもそれぞれに強固なアリバイがある事件に、アリバイ崩しをしていくさまとトリックには驚かされました。
読みやすくて、何より登場人物が良いですね。 -
裏染天馬シリーズ2作目。11人もの容疑者がいるなか、少ないヒントから推理していく。難解なパズルのように難しいが論理的に思考していくところにハマる。キャラも良かった。